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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

2011-01-01から1年間の記事一覧

人気のセ、実力のパ

「人気のセ、実力のパ」という言葉を、野球ファンなら一度は聞いたことがあるだろう。 言うまでもなく日本プロ野球のセントラル・リーグとパシフィック・リーグの特徴を言い現したものだが、この言葉が生まれたのはいつごろだろうか。 詳しくはわからないが…

阪神人気の礎

前回は巨人の黄金時代に触れたが、ライバル球団である阪神タイガースのその頃の人気はどうだったのか? 巨人V9時代、「プロ野球ファンの6割は巨人ファン、1割が阪神ファン」と書いたが、決してオーバーな数字ではないと思う。 つまり、阪神が巨人に次ぐ人…

巨人とNWA王者

前回は巨人の黄金期について触れてみたが、今回はもう少し深く掘り下げてみたい。 昭和40年代(1965〜74年)の10年間、巨人が日本一を経験しなかったのはたった1回しかない。 即ち、日本シリーズ9連覇という空前絶後のオバケ記録を達成した時代…

野球が危ない?

先日、福岡ソフトバンク・ホークスの王貞治会長の特別番組を放送していた。 王は東日本大震災の被災地の慰問をし、その中でラグビーの釜石シーウェイブス(前身はかつて日本選手権7連覇を達成した新日鉄釜石)の少年チームを訪問した。 王はラグビー少年た…

月の正体

昨日(12月10日)は11年ぶりに日本各地で皆既月食が観測された。 地球の近くに月があるので、こんな天体ショーが見られる。 江戸時代以前の日本では太陰暦が採用され、月の満ち欠けによって暦が作られていた。 月の満ち欠けは月自身の影によるものだが…

近畿の冬

中学生の頃、近畿地方は三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の2府5県だと習った。 しかし三重県は、名古屋市を抱えるお隣りの愛知県との関係が深く、東海地方に含まれるため、文化圏、経済圏としては三重県を除く近畿2府4県と呼ば…

伝説の甲子園速球王

手許に1冊の古い雑誌がある。 野球ファンにはお馴染みの「報知高校野球」という、その名の通りの高校野球雑誌だ。 ここにあるのは1987年9・10月号だから、今から24年も前の雑誌である。 夏の甲子園が終わり、この号はその総集編となっている。 この…

大阪都○○区

11月27日に行われた大阪府知事、大阪市長W選挙は、知事が松井一郎氏、市長が橋下徹氏という、いずれも維新の会のメンバーが当選した。 維新の会が掲げる「大阪都構想」が現実味を帯びてきたわけだ。 正直言って大阪都構想なるものが本当に府民のために…

リリーフ特急

今年のプロ野球日本シリーズは、福岡ソフトバンク・ホークスが中日ドラゴンズを4勝3敗で下し、8年ぶりの日本一に輝いた。 接戦続きで手に汗握る試合の連続だったが、シリーズのポイントとなったのはナゴヤドームでの第4戦である。 この時点で1勝2敗と…

本名と芸名(?)

2009年3月20日、阪神なんば線が開通して阪神電気鉄道と近畿日本鉄道(近鉄)の直通運転が行われるようになった。 これにより、三宮駅と近鉄奈良駅が乗り換えなしで行き来できるようになったのである。 大阪以外の人にとってはわかりにくい感覚だろう…

日本シリーズローテ

今年の日本シリーズは、中日がソフトバンクに対して1,2戦を連勝するという好スタートを切った。 この連勝の原因を、落合監督の先発起用にある、と見る人が多い。 第1戦の先発予想は大方がエースの吉見だったが、落合監督はあえて左腕のチェンを持ってき…

独裁

最近、世間を騒がせたものと言えば、プロ野球・読売巨人軍の球団代表兼ゼネラルマネージャー(GM)である清武英利が、同球団の会長である通称ナベツネこと渡邊恒雄に対し反旗を翻したことであろう。 渡邊は清武に対し大反論し、清武もまたやり返すという、…

ダイヤモンドクロス

鉄道路線名には、一般的に使われている路線名が必ずしも正式路線名ではないことがある。 JR東日本の山手線がその代表例で、例えば東京駅付近を走っている山手線の電車は、本当の意味で山手線を走っていない。 正式には、東京駅は山手線には含まれていない…

ラグビーvsアメリカンフットボール

異種格闘球技戦? いえいえ、スタン・ハンセンの全日本プロレスでのデビュー戦のことです。 全日デビューと言っても、それより7年前にハンセンは全日マットに登場していましたが、当時は無名のグリーンボーイだったため、有名になってからのデビュー戦とい…

都市対抗 in Osaka

11月1日、第82回都市対抗野球の決勝戦が京セラドーム大阪で行われ、延長11回の末、JR東日本(東京都)がNTT東日本(東京都)を2−1で破り、初優勝した。 史上初めて東京以外で行われた大会で、史上初めて東京勢の決勝対決となったのも何かの因…

健全な身体には、健全な精神が宿る

最近のマスコミ報道などでは、言葉の意味を捻じ曲げて喧伝することが多い。 大衆受けを狙ってセンセーショナルな言葉で煽り、世論を作り上げる。 一つの世論が出来上がると、他の意見は一切認めない、という風潮があるような気がする。 これは典型的なファシ…

ジャパン強化にヒントあり!?

ニュージーランドで開催されている第7回ラグビーワールドカップも終盤に入り、8強による決勝トーナメントが始まった。 準決勝に進出したのはウェールズ、フランス、オーストラリア、ニュージーランドで、オールブラックス(ニュージーランド代表)以外は全…

ホームとビジター

プロ野球ではホームチームとビジターチームに分かれることはよく知られている。 また、それぞれのチームにはホーム用とビジター用という2種類のユニフォームがあることは周知の通り。 公認野球規則では、ユニフォームに関してこう書かれている。 1・11(…

アイルランド・コール

現在、ニュージーランドで行われている第7回ラグビーワールドカップ2011。 予選リーグのプールCで大波乱が起きた。 過去2回の優勝を誇り、今大会でも優勝候補の一角に名を連ねるオーストラリア(ワラビーズ)が、アイルランドに6−15で敗れたのであ…

ウチナーの高校野球

昨今の日本では道州制の導入が盛んに議論されている。 現在の都道府県制を廃止し、例えば東北州や関西州など地域権限を与えて、中央集権から地方分権に脱却する、という制度だ。 それで日本が発展するなら大いに結構だが、一つだけ引っ掛かる点がある。 それ…

想い出のフィールド(62)〜PL学園野球部グラウンド

PL学園野球部グラウンド(行った回数:数回) 大阪南部に位置する富田林市。 近鉄南大阪線のターミナルである大阪阿部野橋駅から準急もしくは急行に乗り込むと、約30分で富田林駅に着く。 富田林駅からバスに乗って約10分の所に高校野球の名門、PL学…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜あとがき

「宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その1(改)」冒頭の部分での青字で書いた通り、今回の連載は4年前の2007年、第六回ラグビーワールドカップ直前に連載していたものを加筆訂正したものである。 そして前回同様、W杯開幕直前に連載を始め、最終…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その9

1991年10月14日、その日がやってきた。 ベルファストにあるラベンヒル競技場でジャパンの精鋭陣がジンバブエ代表を迎え撃った。 ベルファストはイギリス領、北アイルランドの「首都」である。 余談だが、ベルファストと言えば「機動戦士ガンダム」に…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その8

「千載一遇のチャンスだ。勝ちに行く」 アイルランド戦を前に、宿沢はジャパンの選手に対してこう言い放った。 ジンバブエに大勝したアイルランドは、ジャパン戦のメンバーを早々と発表し、8人を入れ替えてきた。 ジャパンはナメられている。 アイルランド…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その7

1991年10月5日、スコットランドの「首都」エディンバラのマレーフィールド競技場で、東京での屈辱を晴らさんとする大男たちがジャパンの勇士たちの前に立ちはだかった。 第二回ワールドカップ予選B組の初戦である。 ジャパンの相手は、地元のスコッ…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その6

トンガ、韓国を撃破したジャパンは、最終戦の西サモア戦に挑んだ。 アジア・太平洋地区優勝決定戦である。 と言えば聞こえがいいが、実際は両国とも2勝してW杯出場を決めており、いわば「消化試合」のようなものだった。 しかも、2位チームはW杯予選リー…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その5

1990年4月8日、東京・秩父宮ラグビー場で第二回ワールドカップ、アジア太平洋地区予選が開幕した。 ジャパンはトンガ、韓国、西サモアの順で戦うことになっていた。 宿沢が望んでいた順番だった。 第一戦で、最も勝てる可能性の高い韓国と戦って、それ…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その4

西サモア、トンガ遠征のあとは、もう一つの敵、韓国の偵察に取り掛かった。 トンガをターゲットに絞ると言っても、韓国戦を取りこぼしたらなんにもならない。 しかも韓国には前回のアジア大会で敗れており、侮れない相手だ。 そんな韓国が香港で強化試合を行…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その3

スコットランドを破ったジャパンだったが、それが最大の目標ではなかった。 宿沢ジャパンのターゲットはアジア・太平洋地区予選であり、これを勝ち抜いてW杯に出場しないと、スコットランドに勝った意味は無くなる。 スコットランド戦の僅か3ヵ月後、宿沢…

宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その2

「晴れてくれ。うんと暑くなってくれ」。 ジャパンのキャプテン・平尾はそれだけを願っていた。 もちろん、1989年5月28日に行われるテストマッチ当日の天気のことである。 スコットランドは来日して以来、テストマッチに向けて関東代表や23歳以下代…