2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
プロ野球ではホームチームとビジターチームに分かれることはよく知られている。 また、それぞれのチームにはホーム用とビジター用という2種類のユニフォームがあることは周知の通り。 公認野球規則では、ユニフォームに関してこう書かれている。 1・11(…
現在、ニュージーランドで行われている第7回ラグビーワールドカップ2011。 予選リーグのプールCで大波乱が起きた。 過去2回の優勝を誇り、今大会でも優勝候補の一角に名を連ねるオーストラリア(ワラビーズ)が、アイルランドに6−15で敗れたのであ…
昨今の日本では道州制の導入が盛んに議論されている。 現在の都道府県制を廃止し、例えば東北州や関西州など地域権限を与えて、中央集権から地方分権に脱却する、という制度だ。 それで日本が発展するなら大いに結構だが、一つだけ引っ掛かる点がある。 それ…
PL学園野球部グラウンド(行った回数:数回) 大阪南部に位置する富田林市。 近鉄南大阪線のターミナルである大阪阿部野橋駅から準急もしくは急行に乗り込むと、約30分で富田林駅に着く。 富田林駅からバスに乗って約10分の所に高校野球の名門、PL学…
「宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利〜その1(改)」冒頭の部分での青字で書いた通り、今回の連載は4年前の2007年、第六回ラグビーワールドカップ直前に連載していたものを加筆訂正したものである。 そして前回同様、W杯開幕直前に連載を始め、最終…
1991年10月14日、その日がやってきた。 ベルファストにあるラベンヒル競技場でジャパンの精鋭陣がジンバブエ代表を迎え撃った。 ベルファストはイギリス領、北アイルランドの「首都」である。 余談だが、ベルファストと言えば「機動戦士ガンダム」に…
「千載一遇のチャンスだ。勝ちに行く」 アイルランド戦を前に、宿沢はジャパンの選手に対してこう言い放った。 ジンバブエに大勝したアイルランドは、ジャパン戦のメンバーを早々と発表し、8人を入れ替えてきた。 ジャパンはナメられている。 アイルランド…
1991年10月5日、スコットランドの「首都」エディンバラのマレーフィールド競技場で、東京での屈辱を晴らさんとする大男たちがジャパンの勇士たちの前に立ちはだかった。 第二回ワールドカップ予選B組の初戦である。 ジャパンの相手は、地元のスコッ…
トンガ、韓国を撃破したジャパンは、最終戦の西サモア戦に挑んだ。 アジア・太平洋地区優勝決定戦である。 と言えば聞こえがいいが、実際は両国とも2勝してW杯出場を決めており、いわば「消化試合」のようなものだった。 しかも、2位チームはW杯予選リー…
1990年4月8日、東京・秩父宮ラグビー場で第二回ワールドカップ、アジア太平洋地区予選が開幕した。 ジャパンはトンガ、韓国、西サモアの順で戦うことになっていた。 宿沢が望んでいた順番だった。 第一戦で、最も勝てる可能性の高い韓国と戦って、それ…
西サモア、トンガ遠征のあとは、もう一つの敵、韓国の偵察に取り掛かった。 トンガをターゲットに絞ると言っても、韓国戦を取りこぼしたらなんにもならない。 しかも韓国には前回のアジア大会で敗れており、侮れない相手だ。 そんな韓国が香港で強化試合を行…
スコットランドを破ったジャパンだったが、それが最大の目標ではなかった。 宿沢ジャパンのターゲットはアジア・太平洋地区予選であり、これを勝ち抜いてW杯に出場しないと、スコットランドに勝った意味は無くなる。 スコットランド戦の僅か3ヵ月後、宿沢…
「晴れてくれ。うんと暑くなってくれ」。 ジャパンのキャプテン・平尾はそれだけを願っていた。 もちろん、1989年5月28日に行われるテストマッチ当日の天気のことである。 スコットランドは来日して以来、テストマッチに向けて関東代表や23歳以下代…
9月9日からニュージーランドで第7回目となるラグビーワールドカップが開催されます。 日本代表(ジャパン)は7大会連続でW杯に出場していますが、戦績は1勝18敗1分と世界の厚い壁に大きく跳ね返されています。 そんなジャパンのW杯唯一の勝利は、…