昨日(16日)、阪神×中日11回戦(甲子園)で、次のようなプレーが起きました。
4回表、中日の攻撃。この回先頭打者の1番・井端が四球で出塁、2番・荒木のとき、カウント2−2からの5球目、井端がスタート。
井端の盗塁を読んだ阪神バッテリーはピッチドアウト(投球はボール)、捕手の岡崎が二塁送球。
しかしアウトになると判断した一塁走者の井端は慌てて一塁に戻ります。
岡崎の送球を受けた二塁手の関本が一塁手のブラゼルへ送球、つまり2−4−3と渡ったわけです。
タイミングは完全にアウトでしたが、関本の送球が逸れて井端は一塁に戻り、結局は無死一塁と状況は全く変わりませんでした(カウントは2−3)。
しかし記録上は、アウトにできたのに関本の悪送球により井端が生きたと判断されて、関本にエラーが付きました。
そして井端はセーフになりましたが、エラーがなければアウトになっていたとして盗塁死が記録されました。
この後、井端は3番・森野の犠牲フライで生還しましたが、もちろん自責点は付きません。
スコアブックでは下記のように記録すると思われます。
’CS
2−4E(−3)
「CS」は盗塁死を意味します。
しかし、実際のスコアブックではスペースが狭いので、こんな風に書けばゴチャゴチャになって何のことかわからないでしょう。
したがって「☆4E」と小さく書いておいて、、備考欄に☆印で注釈を付ける方がいいかも知れません。
いずれにしても、備考欄に説明を書いておくべきでしょう。