
遂に車を買い替えた。
今まで乗っていたワゴンR(スズキ)が、来年の1月に車検を迎えるので、買い替えを検討していたのである。
何しろこのワゴンRは、クーラーがほとんど効かなかった。
実は、父親(故人)が免許返納した時に、そのまま譲り受けたのである。
恐らく、どこかが破損していてクーラーガスがダダ洩れだったのではないか。
そのため、夏の前には毎年クーラーガスを入れていたのだが、近年のバカ暑さにはあまり効果がなく、曇りの日は何とかなるものの、よく晴れた日は外気の熱に負けて温い風しか出て来なかった。
来年の夏、おそらく暑さには耐えられないだろうと予想して、思い切って買い替えたのだ。
しかも、登り坂では全くパワーが無く、イライラしていたのである。
それでは、国王の歴代の自動車を紹介しよう。
◎初代:カローラレビンGT APEX(黒)【トヨタ】※画像なし
記念すべき初代の自動車はトヨタのカローラレビンGT APEX。
1989年モデルの当時の人気車で、特に黒が欲しくて欲しくてたまらなかった。
たしか208万円だったと記憶しているが、まだ働き出して間もない頃だったので、4年ローンを組んだのである。
後にも先にも、ローンを組んだのはこの時だけだ。
ただ、カッコ良かったもののクーペのため2ドアだったので、あまり実用的とは言えなかった。
◎二代目:カローラフィールダーS(白)【トヨタ】

気に入っていたレビンを約10年で手放し、次に選んだのは同じカローラ系のカローラフィールダーS。
国王の記憶が正しければ、たしか235万円だったと思う。
今度は見た目のカッコ良さよりも、実用性のみを重視した。
ステーションワゴンなのでもちろん4ドア、中も広々として大人数でも余裕で乗ることができ、レビンよりも重宝したのである。
そのため、約19年間も乗っていたが、特に大きな故障はなかった。
◎三代目:ワゴンR(シルバー)【スズキ】

前述の通り、父親から譲り受けたのがスズキのワゴンR。
乗り換えた理由は、フィールダーはさすがに19年16万7千㎞も乗っていたし、大人数で乗ることもなくなり、軽自動車だと税金も安いので、父親が免許返納したタイミングでフィールダーを手放した。
父親のお下がりなので、もちろん無料。
ただ、国王のデカい図体には軽は狭く、また先頭で信号待ちしていると信号が見えないこともあり苦労したのは事実だ。
さらに、父親が買ったのは2011年で、もう14年目でかなりガタついている(国王が乗っていたのは約6年)。
それだけではなく、エアコンは温度設定が出来ず(温度調節のレバーがあるだけ)、ナビなしテレビなしという、2010年代とは思えない古いモデル。
あの世にいるオヤジよ、安い車を選んだんやろうけど、いくら何でもグレード落とし過ぎやろ。
◎四代目:N-BOX(白)【HONDA】

そして今回、買ったのがHONDAのN-BOX。
また軽なの?と思われるかも知れないが、もう慣れたし、それに普通自動車でも現在では窓が狭くて信号は見にくいそうなので、税金を含むランニングコストが安い車にした。
その点、やはりフィールダーは窓が広くて信号待ちでもバッチリ見られたので、運転しやすかったのだ。
何しろ、約20万円の150-450㎜超望遠レンズを買ったばかりなので、車にカネは掛けられない(カメラ関係には掛けられるんかい)。
中古で手頃な値段の軽がないかとネットで探していたところ、寝屋川にあるHONDA CARSでN-BOXの認定中古車を車検料込み、5年保証付で、約93万円で売っていたのである。
実はその前、父親の知り合いでワゴンRを買った店に見積もりしてもらったのだが、同じN-BOXながらグレードがやや落ち、認定中古車ではなく、さらに車検料込みで105万円だったので、申し訳ないがそちらは断った。
2017年の分でやや古いが、走行距離は約2万9千㎞なので、この値段なら満足。
乗ってみると、背が高いのでワゴンRほどの狭さは感じない。
もちろんエアコンは温度設定可能で(そらそやろ)、ナビ付フルセグTV付、後ろのドアは両サイド電動開閉で、年老いた母親を乗せるのには便利だ。
アイドリングストップにはまだ慣れていないが(もちろんワゴンRにはそんなのはなかった)、燃費も良さそうだし、そのうち慣れるだろう。
▼本文には関係ないが、いい夕陽が出ていたのでさっそく持尾展望台へ行き、150-450㎜超望遠レンズでPLタワーおよび大阪湾を撮影。他にも多くの人が撮影に来ていた
