ワールドメイプルパーク「奈良カエデの郷『ひらら』」へ行った翌日の11月24日、奈良県天理市にある長岳寺(ちょうがくじ)に行ってきた。
長岳寺もまた、紅葉の名所である。
紅葉のみならず、四季折々の植物が楽しめるということで「花と文化財の寺」とも呼ばれる寺院だ。
実は昨年秋も長岳寺を訪れたのだが、既に紅葉は終わっていたようで、中には入らなかった。
その前の週に見頃を迎えていたらしく、たまた長岳寺の前を通った時は大渋滞となっていたのである。
今回、行ったときは見頃よりやや早い感じだったが、去年ほどではないとはいえ大勢の参拝客が来ていた。
長岳寺は淳和天皇の勅願により、平安京遷都から間もない824年に空海(弘法大師)によって創建されたという。
また、この日は大地獄絵開帳の期間で、それ目当ての参拝客も多かったようだ。
前日の『ひらら』に続き、天気はあまり良くなかったが、太陽が時折顔を覗かせていたので、写真撮影にはまだ条件が良かった。
それでは、長岳寺の紅葉をご堪能いただこう。
今回もカメラはもちろんPENTAX KF、使用したレンズは50㎜単焦点レンズと18-55㎜標準ズームレンズの2本である。
▼大門
▼裏から見た大門
▼この辺りは無料
▼道の途中に、この敷地内で採れた柿やミカンを売っており、帰りに柿を買った。西吉野の柿に負けないぐらい甘かった
▼ここから有料。大人400円、大学・高校生350円、中学生300円、小学生250円
▼楼門(重要文化財)
▼本堂
なお、長岳寺へのアクセスは車の場合、西名阪自動車道もしくは名阪国道の天理インターチェンジを降りて、そのまま国道169号線を南下し約6㎞走れば左側にあり、駐車場は無料だ。
長岳寺の最寄り駅はJR柳本駅だが、徒歩20分とかなり遠い。
公共交通機関を利用する場合は、JR桜井線および近鉄天理線の天理駅か、もしくはJR桜井線および近鉄大阪線の桜井駅からバスに乗り、上長岡バス停で下車すればいいだろう。
さて、「上長岡」は何と読む?
【答え】上長岡=かみなんか
※バスに乗った際は、降りる時の車内アナウンスに気を付けるように!