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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

1995.1.17

今から17年前の1月15日、東京・国立競技場ではラグビー日本選手権が行われ、神戸製鋼(現在の神戸製鋼コベルコスティーラーズ)が大東文化大学を102−14で一蹴し、新日鉄釜石(現在の釜石シーウェイブス)に並ぶ7連覇を達成した。
当時の日本選手権はまだ社会人王者と大学王者との一騎打ちだったから、隔世の感がある。


その僅か2日後、神戸製鋼フィフティーンが凱旋した神戸を、大震災が襲った。
「関西には大地震はない」という根拠のない思い込みは、この日に崩れ去った。
この日の早朝、僕は大阪南部の自宅で寝ていたが、強い揺れを感じて目が覚めた。
今まで経験したことがない、強い揺れだった。
揺れはなかなか収まらず、一生この揺れが続くのか、とさえ思われた。
地震で恐怖を感じたのは、この時が初めてだった。


ようやく揺れが収まり、テレビを点けた。
この頃ちょうど、数日後に引っ越しを控えていて、段ボール箱に荷造りをして部屋に積んでいたのだが、その段ボール箱が全て崩れていることに気付いた。
段ボール箱が崩れたことに気付かないくらい、揺れの恐怖が強烈だったのだ。
でも今から考えたら、よくぞ段ボール箱が崩れたぐらいで済んだと思う。
関西ローカルのテレビ番組では、近畿地方で強い揺れを感じた、と繰り返し報じていた。
神戸が悲惨なことになっていると知ったのは、その日の夜のことである。
夜のニュースを見るまで、神戸があそこまで悲惨な状況になっているとは全く知らなかった。


それ以来、ちょっとした地震があるたびに恐怖を感じるようになった。
積んでいた段ボール箱が崩れた程度にもかかわらず、である。
震災の真っ只中だった神戸の人達の恐怖とトラウマはどんなものだったのだろう。


そして去年の3月11日、釜石シーウェイブスがある東北地方の太平洋沖で大地震が起きた。
阪神大震災のような大都会直下型地震ではなかったが、その分津波被害と、原発による放射能被害が甚大となった。


日本という国に住んでいる限り、地震は避けられないものだ。
人類の科学では大地震を止める術はないのだから、その地震とどう付き合っていくか、考えなければならないだろう。