現在、近畿地方は梅雨の真っ只中。
この季節の花と言えばアジサイ(紫陽花)とハナショウブ(花菖蒲)で6月15日(日)、例によって奈良県営馬見丘陵公園は行ってきた。
前日は大雨で、この日は曇りで時々太陽が顔を覗かせる程度。
本来、ピーカンでないと撮影する気にはなれないのだが、アジサイに限っては例外である。
アジサイは雨が似合うので、と言っても雨の中での撮影はイヤだが、曇りなら良かろう。
だが、残念ながらアジサイは期待外れだった。
数年前に行ったときは、同公園の「あじさい小径」には多数のアジサイが咲いていたのだが、今年はなぜかアジサイが少ない。
まだ咲いていないのか、もうアジサイそのものがほとんど無くなってしまったのかは不明だが、寂しい光景だった。
「あじさい小径」を歩いていると、白望遠レンズのカメラを持っていたオジサンから「ここにカタツムリがいるよ」と声を掛けられ(後の写真にそのカタツムリが登場します)、「今年は(アジサイが)全然ですねえ」と返したぐらいだ。
そのオジサンは、国王が一眼レフを持っていたので声を掛けてきたのだろう。
寂しかったとは言え、アジサイは咲いていたので、写真をご覧いただきたい。
なお、今回は全て10-17㎜魚眼レンズで撮影した。
アジサイのエリアから離れて、次は菖蒲園へ。
もうハナショウブは終わっているかと思ったが、少し萎れていたとはいえ、まだまだ見頃だった。
なお、こちらも全て魚眼レンズで撮影。
梅雨が明けたら、いよいよ夏本番。
次はどんな撮影スポットがあるだろうか。
6月の雨/谷村有美