16日、京セラドーム大阪で女子プロ野球(GPBL)の公式戦が行われた。
兵庫スイングスマイリーズ×京都アストドリームズの対戦である。
と言っても、GPBLはこの2チームしかないのだが。
GPBLについては過去に2回ほど記事を書いているので、そちらを参照してもらいたい↓
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20100218
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20100311
GPBLの公式戦を見るのは初めてだ。
京セラドーム大阪のスタンドの、ネット裏およびそれに近い一塁側と三塁側の下段部分のみにしか開放されなかったが、それでも5,027人の観衆が集まった。
独立リーグに関わった者としては羨ましい数字だ。
関西独立リーグやジャパンフューチャーリーグでは、4桁の観衆が集まるなんてまずなかったのだから。
それも前日まで阪神ファンの大観衆で埋まっていた京セラドームという大舞台でプレーできるなんて、選手たちは幸せだと思う。
両チームとも応援団が繰り出していて、特に兵庫は高校野球並みにブラスバンドでの応援をしていたのには驚いた。
こちらは試合前の華やかなセレモニー。
いつもよりも小規模ながら売店も開いており、売り子もスタンドで飲食物を売り歩いていた。
弱冷ながら空調も効いており、球場使用料も結構かかったのではないだろうか。
球団経営で球場使用料というのは大きなウェートを占めており、市営球場などならまだマシだが京セラドームのような私企業のレンタル球場ではかなり高い。
試合が始まった。
DHは採用されず、兵庫の先発投手の小西は3番打者である。
投手の球速はストレートで110km/h台、変化球が90km/hというところか。
打者は金属バットを使用しているが、やはり非力感は否めず、右翼手は前進守備でライトゴロを狙っていた。
それよりも守備・走塁面でボーンヘッドがあって、ちょっと基礎ができていないように思えた。
売店に行った帰りにスタンド通路を歩いていると、声を掛けられた。
見ると、前日に近畿クラブ交流大会で最優秀投手に選ばれた、一城クラブのマネージャーの弟だった。
偶然にも、二日続けて彼に会うことができた。
彼についてはこちらの日記で参照されたい↓
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20100815/1281891125
京セラドーム大阪と言えば、社会人野球日本選手権の舞台である。
残念ながら一城クラブは今年の日本選手権には出場できなかったが、来年はこの球場のマウンドで彼の姿をぜひ見たいものだ。