明日はいよいよ今季初の伝統の一戦、阪神×巨人戦が甲子園で行われる。
城島を獲得し、強力打線を編成した阪神は開幕ダッシュに成功したものの、苦手の中日に痛恨の三連敗。
一方の巨人は自慢の強力打線が爆発して、このところ四連勝。
そんな巨人打線を抑えるのは、今や事実上の虎のエース・能見しかいない。
昨季13勝の能見は、優勝した巨人に対して4勝2敗、防御率2.62と巨人キラーぶりを発揮した。
明日の阪神の先発は間違いなく能見。
昨季同様、能見には巨人退治をしてもらいたいものだ。
ところで、その能見の名前が「野海」という漢字だったら、かなり違和感を感じるのではないのだろうか。
発音はどちらも「のうみ」なのに、随分違う印象を受ける。
「能見」は「のーみ」、野海は「の・うみ」とイメージして発音してしまう。
だからどうしたと言われても困るが、漢字と仮名文字が混在する日本語では、こういう例が多いような気がする。
たとえば「加藤」と「勝とう」では、どちらも「かとう」だが、同じ発音と認識している人は少ない。
「入れ」と「歯入れ」でも印象は全然違う。
英語の授業で習った発音記号は万国共通だそうだが、これら日本語が持つ微妙な違いを、発音記号ではどう表記しているのだろうか。