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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

伊丹〜神戸 空の旅

最近、関西では関西空港、大阪空港(伊丹空港)、神戸空港の三空港問題が議論されている。
「狭い日本、空港造ってどこへ行く」と言えるような空港乱造のツケが回ってきたわけだが、橋下徹大阪府知事は伊丹空港を廃止にする心づもりのようだ。


個人的には関空よりも伊丹の方が好きだ。
距離で言えば関空の方が近いのだが、便利なのは圧倒的に伊丹の方。
関空に行く場合は、河内長野に行って、そこからリムジンバスに乗る。


話は脱線して申し訳ないのだが、以前母親に
「関空に行く時はいつもどうやって行ってるの?」
と聞かれたことがある。
河内長野に行って、そこからリムジンに乗って行く」
と答えたら、母親はビックリしていた。
「え、そんなんに乗って、料金はメチャメチャ高いんとちゃうの!?」
どうやらヤ●ザの大親分が乗るリムジンと勘違いしているようである。


話を元に戻すと、河内長野に行くには、最寄駅から6駅と近い。
ただし、この区間は全ての電車が各駅停車となるため、さほど早くは着かない。
ちなみに運賃は250円である。
ここからリムジンバスに乗るわけだが、本数は1時間に1本で、関空に到着するまで1時間と遠く、しかも運賃は1250円と高い。


伊丹に行く場合は、まず電車であべの橋(天王寺)に出るが、運賃は390円と河内長野に比べるとかなり遠い。
しかし、こちらでは準急もしくは急行を利用できるので、30分ほどで着く。
あべの橋からリムジンバスに乗って、伊丹まで30分。
料金は620円で、1時間に6本も走っているので非常に便利だ。


しかも、伊丹は帰りの風景が抜群だ。
関空は海上空港なので海上からそのまま滑り込むため、味気が無い。
僕が伊丹を利用するのはほとんどが宮崎に行く時だが、帰りは大抵夕刻になる。
夕刻に宮崎空港を飛び立つと、約1時間で大阪に近付くが、その頃の大阪は夕映え風景となる。
飛行機は淡路島から紀伊半島に入り、そこからゆっくりと北上して大阪府内に入る。
堺市内に入ると眼下には仁徳天皇陵、そこから東に針路を変え、毎日見ているPLタワーも見えてくる。
藤井寺市付近からまた北上し、高度を下げながら大阪市内に入って行く。
この頃になると大阪の街に灯が灯り始め、まさしく絶景となる。
航空会社も配慮して、室内灯を消し「大阪の夜景をゆっくりとお楽しみください」とアナウンスする。
眼下には大阪城から淀川、阪神高速を走る車のヘッドライト、高層ビル群の灯りが実に美しく映える。
豊中市内に入ると、怖くなるほど高度が下がり、目の下はもう豊中の街だ。
このまま街に突っ込めば大参事になるだろうなと思いつつ、飛行機は伊丹空港の滑走路にスライディングする。
先日、朝日新聞でも伊丹空港の夜景のことが取り上げられていたが、通に言わせると空からの夜景は、大阪は東京よりも遥かに美しいそうだ。
特に飛行機から見る夜景は、時間が短いため余計に心に残るらしい。


僕が初めて飛行機に乗ったのは25歳くらいの頃。
それまでは飛行機とは全く縁がなかった。
初めて飛行機に乗った時、スチュワーデス(現在のキャビン・アテンダント)が
「新聞はいかがですか」
と言ったので、
「いくらですか?」
と聞いたら、友人に
「近鉄電車とちゃうねんで!」
と、思い切り笑われた。


僕が初めて空港に行ったのは、たしか小学校低学年の頃だったと思う。
場所はやはり伊丹空港だったが、叔母の新婚旅行の見送りだった。
その風景は断片的に憶えている。


その数日後、僕は飛行機に乗る夢を見た。
もちろん、伊丹空港からだが、当時はタラップから飛行機に乗ったので、当然夢でもタラップの階段を登って行く。
しかし客が押すな押すなとハンパない人数で、機内は満員飛行機状態となった(満員電車を想像してください)。
満員の客を乗せて、飛行機が飛び立った。
しばらくすると、場内放送で、
次は〜、神戸〜、神戸〜、ショッピングの街でございます(もちろん、当時は神戸空港などありません)」
とアナウンスした。
神戸に着くと、なぜか乗客は飛行機から降りて、買い物を楽しんでいた。


ここで夢から覚めたが、この飛行機はどこに行く便だったのだろう?