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ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

ラグビーでPK戦!?

2014FIFAワールドカップもいよいよ大詰めを迎える。

準決勝では最多優勝を誇る開催国のブラジルがドイツに1-7の歴史的大敗を喫し(どのメディアでも「ドイツの大勝」とは書かず「ブラジルの大敗」と報じている。それぐらいブラジルの惨敗は衝撃的だった)、もう一つの準決勝ではアルゼンチンがPK戦の末オランダを下した。

かくして決勝戦はドイツ×アルゼンチンという、欧州と南米を代表するサッカー王国の対決となったのである。

 

それにしても、準決勝の2試合が見事なまでに対照的だった。

かたや予想もせぬワンサイドゲームで、こなた延長戦でも0-0で決着がつかずPK戦。

特にPK戦は、真の実力が現れるのではなく運の要素が強いので、負けたオランダはさぞ無念だろう(ブラジルは違う意味で無念だろうが)。

しかし、サッカーは点が入りにくい時間制のスポーツなので、ノックアウト式トーナメントの場合はPK戦を採用するのもやむを得まい。

そもそも、準決勝ではPK戦で涙を飲んだオランダだって、準々決勝のコスタリカ戦では試合終了間際にPK戦用のゴールキーパーを起用し、見事にPK戦を制した。

また、高校サッカーでは決勝戦以外は延長戦がなく、PK戦にもつれ込むことが多いので、最近ではPK戦用の選手を養成しているチームもあるぐらいだ。

 

一方、やはり時間制のスポーツであるラグビーは、引き分けの場合は抽選により上位進出チームを決める、という方式を長い間採用してきた。

これはPK戦と比べても明らかに理不尽で、なぜ延長戦などを行わないのか、という問いに対し、日本ラグビー協会は「ラグビーには”ノーサイドの精神”があるので勝敗は問題ではなく、抽選負けした場合でも相手を快く送り出す伝統がある」と説明していたが、こんなの詭弁もいいところである。

ラグビーで引き分けの場合、決着をつける制度がなかったのは、その必要がなかったからだ。

ラグビー強国と言われた旧IRB加盟8ヵ国では、「大会」という形では試合は行われず、対抗戦ばかりを行っていたのだ。

しかし日本にはそんな伝統はなく、ラグビーでノックアウト式トーナメントを採用したにもかかわらず「本場では延長戦は行わない」という理由だけで「ノーサイドの精神」とやらを持ち出し、屁理屈を付けただけの話である。

 

しかし、世界のラグビーは様変わりした。

その象徴が1987年から始まったラグビーのワールドカップである。

世界最強国を決めるために、サッカーのワールドカップと同じように決勝トーナメントを行う必要があった。

そこで、ラグビーでも決勝トーナメントでは延長戦を行うようになったのである。

 

では、ワールドカップでの決着のつけ方はどんなものだろうか。

フルタイムで同点だった場合、次の三段階で決着する。

 

① 10分ハーフ(計20分)の延長戦を行う

② ①で決着がつかなかった場合、最大10分間のサドンデス(どちらかが点を取った時点で終了)を行う

③ ②でも決着がつかなかった場合は、キッキング・コンペティションを行う

 

③のキッキング・コンペティションというのは馴染みのない言葉だが、サッカーのPK戦のようなもので、両チーム5人ずつの選手(サドンデス終了時点で試合に出ていた選手のみ)がプレース・キックを行い、ゴール数の多いチームが勝ち、とする方式だ。

 

まずはコイントスで勝ったチームが先攻か後攻を選び、22mライン上から双方5人の選手がプレースキックを行う。

キックする位置は以下の通り。

 

A.ゴール正面(1人目と4人目)

B.ゴールに向かって左方向の15mライン(2人目と5人目)

C.ゴールに向かって右方向の15mライン(3人目)

 

これでも決着がつかなかった場合は、また1人目から順番でプレース・キック(位置はC→A→Bの順番)をサドンデスで行う。

ラグビーの場合はプレース・キックをできる選手は限られているので、5人は固定されたままだ(順番も)。

つまり、引き分けなしの完全決着をつけるわけで、日本協会が主張していた「ノーサイドの精神」など何も関係がなかったことがこれでわかる。

 

現在の日本では、ノックアウト式トーナメントでは引き分けになってもトライ数が多いチームが上位進出し、トップリーグプレーオフ(リーグ戦上位4チームがノックアウト式トーナメントを行う)では延長戦も行われている。

ただし、準決勝では延長戦でも決着がつかなかった場合はリーグ戦上位チームが決勝進出するが、決勝戦の場合は延長戦でも勝敗が決しなければ両チーム優勝となる。

ワールドカップではハッキリと雌雄を決するのに、日本では未だに両チーム優勝など曖昧な決着にしているのはおかしいではないか。

そもそも、以前は「ラグビー強国に倣って」引き分け制度を堅持していたのに、現在は世界の流れに反しているのは矛盾していると言わざるを得ない。

 

しかし、キッキング・コンペティション方式は、体力的に問題のある高校ラグビーでは抽選に代わって採用すべきだと思うが、やはりサッカーのPK戦と同様に真の実力が試されるわけではないので、もっといい方法を模索したい。

以前、筆者は5mスクラムを交互に行うという方式を採用すればいいのではないかと考えたが、その方法だとスクラムの強いチームが圧倒的に有利なので、やはり公平とは言えない。

 

そこで考えたのが、PK戦ならぬFK戦だ。

FK、即ちフリー・キックのことである。

 

②のサドンデスで決着がつかなかった場合(大会によっては、①の延長戦の後か、あるいは正規のタイムで同点だった場合でも構わない)、フリー・キックにより試合を開始する、という方式だ。

まずはコイントスで先攻と後攻を決め、先攻のAチームが敵陣5mラインの中央からフリー・キックを行う(スクラムは選択できない)。

まあ、普通はタップ・キックからの攻撃となるだろうが、そこからモールを作っても構わないし、ラックにして連続攻撃を仕掛けるか、あるいは最初からバックスに回すという手もある。

イチかバチかでキックパス、なんて戦法もあるかも知れない(これはあまりにもリスクは大きいが)。

ただし、タッチに蹴り出したらその時点でAチームの攻撃は終了となる。

もちろん、フリー・キックなので直接ゴールを狙うことはできず、相手のタックルが成立するまではドロップ・ゴールも認められない。

 

Aチームが軽い反則(ノックオンなど、スクラムが与えられる反則)をしたり、アンプレアブルで相手ボールとなれば攻撃は終了だ(マイボールの場合はその地点からのスクラムで試合再開)。

ただし、Aチームが反則してもアドバンテージがある場合はそのままプレーは続行し、守備側のBチームが相手ボールを奪ったら危険を賭して攻撃に転ずることもでき、そのまま得点すれば即、Bチームの勝ちとする。

また、ペナルティ・キックやフリー・キックが与えられる反則があった場合は、Bチームはクイック・リスタートも可能だ(もちろん、タッチに蹴り出してAチームの攻撃を終わらせることもできる)。

反則の有無にかかわらずBチームは相手ボールを奪い取ることができるが、Bチームが反則(大小を問わない)するとAチームの攻撃で試合を再開する(例外あり。後述)。

また、反則ではなくてもBチームのミスプレイ(キャリーバックなど)ではAチームの攻撃(スクラムなど)で試合再開するが、本来ならドロップアウトとなるタッチダウンやタッチキックなどではAチームの攻撃は終了する。

守備側のBチームが危険を賭して攻撃する時、自陣22mラインを越えればBチームが小さな反則(スクラムやフリー・キックが与えられる反則)をしてもゲームが止まればAチームの攻撃は終了するが(アドバンテージでAチームが攻撃を続ける場合は別)、重い反則があればAチームにペナルティ・キックを与える。

 

こうしてAチームの攻撃が止まるか、あるいは得点すれば攻守交代で、今度はBチームが5mライン中央からフリー・キックで試合を再開する。

両チームが1回ずつ攻撃して、得点が多いチームを勝ちとする。

もちろん、それでも同点の場合はまたFK合戦を行うわけだ。

 

この方式なら、フォワードが強いチーム、バックス攻撃が得意なチームにかかわらず、公平な勝敗の決し方が期待できるのではないか。

もちろん、この方式でもまだ不備な点もあると思うので、その場合はまた修正を加えよう。