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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

見よ 空高く 輝く光

 

奈良県北中部に位置する宗教都市・天理市

言うまでもなく、天理教の総本山だ。

敷地内には野球・ラグビー・柔道・フィールドホッケーなどで有名な天理高校および天理大学がある。

 

しかし、天理市は単なる宗教都市ではない。

グルメ・シティとしても名を馳せているのだ。

特に有名なのが、天理ラーメンだろう。

天理ラーメンと言えば、彩華ラーメンと天理スタミナラーメンが二大巨頭として君臨している。

だが、今回紹介するのは天理ラーメンではない。

 

ゴールデン・ウィークの初日となった4月27日、天理へ向けて車を走らせた。

同乗しているのは母親と、京都府亀岡市から帰省した姉である。

目的地は、天理市にある中西ピーナッツという豆専門店。

母親とは何度か行っているが、姉を連れて行くのは初めてだ。

 

午前10時の開店よりも早く着くために、早めに家を出る。

なぜなら、開店と同時に行列ができるのは目に見えているからだ。

筆者と母親は、既にこの状況が理解できているが、初めて体験する姉は半信半疑の様子。

開店10分ぐらい前に、中西ピーナッツに到着したが、既に満車状態だった。

ガードマンの誘導により、本来なら駐車できないスペースに駐車させてもらう。

その時、開店前にもかかわらず大勢の人が並んでいた。

 

10時の開店と共に、客が店になだれ込む。

店内は戦場状態で、自由に行き来などできやしない。

10分もしないうちに、レジ前には早くも長蛇の列ができていた。

 

しかし、これも筆者と母親には見慣れた光景。

姉は目を丸くしていたが、コツを心得ていた筆者は必要最小限の品物を買い物カゴに入れるとレジの列に並んだ。

筆者が並んでいる間に、母親と姉に別の品物を選んでもらい、買いたい物があると筆者が持つ買い物カゴに入れるという作戦である。

レジに並ぶ列は、あっという間に店の外まで伸びていた。

これがあるから、早めにレジの列に並ぶ必要があるのだ。

 

それにしても、なぜ「たかが豆」にこれだけの客が押し寄せるのか。

筆者には全くのナゾである(てか、筆者も中西ピーナッツに足しげく通っているのだが)。

ただし、中西ピーナッツは日曜日と祝日は休業なので、お見知りおきを。

それだけに、土曜日には客が殺到するのだろうが、平日でも満員状態だそうである。

 

▼これは別の日だが、中西ピーナッツには大勢の客が押し寄せる

 

中西ピーナッツは20分ほどで後にして、次の目的地である天理の鰻屋「みしまや」へ。

奈良県鰻屋としては、食べログ1位という名店である。

ここでも行列ができるのは判り切っていたので、早めに行くことにしたのだ。

 

「みしまや」の開店は午前11時で、「みしまや」に着いたのは10時半ごろだったため早すぎたかなと思ったが、ここでも開店待ちの行列ができていた。

しかし、ウナギに目がない我々家族は、待ち時間があっても鰻丼を食う気持ち満々である。

 

行列で待っていると、前の方から順番に整理券を渡された。

要するに、開店すると前の人から順番に入ることができるのである。

筆者らが受け取った整理券は21番で、それ以前に整理券を配られた客が経験しなかったことを、我々はさせられた。

 

それは、名前を書く欄と、携帯電話番号の欄がある紙に記入せよ、という要請である。

20番までの人たちは整理券を渡されただけなのに、なぜ我々だけが記入する必要があるのか?

実は、一度に店内に入ることができるのは20組までで、21番以降は2巡目となるのだ。

くそー、あと1組分早ければ、11時の開店と同時に鰻を食べられたのに。

 

仕方なく我々3人は車に戻ったが、次から次へとひっきりなしに車が「みしまや」の駐車場に入って来る。

よほどの人気店らしい。

そして、思ったよりも早く11時20分頃に電話がかかってきた。

もうすぐ席が空きそうなので、店内に入ってくださいとのこと。

 

店内に入り、待合スペースで先にオーダーを済ませると、様々な物が置かれているのに気が付いた。

まず、レジに置いてあったのがラグビー・ボール。

それも、2019年に日本で行われたワールドカップのボールだ。

なぜ、こんな所にラグビー・ボールが?と思ったが、よく考えたらここはラグビーの盛んな天理市

ボールにはサインが書いてあったが、当時の日本代表メンバーだった天理大学出身の木津悠輔(プロップ)のサインだろうか。

 

▼「みしまや」の店内に置かれた、RWC2019のサイン入りラグビー・ボール

 

また、壁には数々のサイン色紙が飾られていた。

その中の一列、3枚のうちの1番下は漫才コンビ麒麟」の田村だろう。

真ん中にあるのは漫才コンビますだおかだ」の増田のようだが、1番上が判らない。

後で写真を拡大すれば、どうやら中島みゆきのようだ。

 

▼一番上のサイン色紙は中島みゆきか?

 

席が空いたので、テーブルに案内される。

座敷ではなく、普通のテーブルと椅子だ。

先にオーダーしておいたので、すぐに鰻丼が運ばれてきた。

値段は鰻丼の並が1800円、上が2250円、う巻が800円と、鰻専門店とは思えないほどリーズナブル。

注文しなかったが、特上が3000円、ひつまぶしセットが3400円だった。

食べてみると非常に美味で、この美味さでこの値段なら、開店30分前から行列がっできるのも頷ける。

なお「みしまや」で使用している鰻は鹿児島産か宮崎産だが、この日は宮崎産だったようだ。

 

▼鰻丼の並が1800円

 

▼鰻丼の上が2250円

 

▼う巻が800円

 

贅沢の限りを尽くした我々3人は、天理を後にした。

ピーナッツと鰻は、天理ラーメンと並んで天理三大グルメにしても良かろう。

 

天理青年

進め わ~れら~♪