メジャーリーグのシアトル・マリナーズに所属するイチロー(本名:鈴木一朗)が今日(現地時間:7月23日)、同じアメリカン・リーグのニューヨーク・ヤンキースへの移籍が発表された。
「自分がこのままチームにいて、若手にチャンスがなくなるのはよくない。自分自身も環境を変えて刺激が欲しかった」とイチローは志願の移籍であることを明かし、ヤンキースのマイナー2投手との交換トレードとなった。
日本時代から慣れ親しんだ背番号51についても「(ヤンキースの前任者が名プレーヤーのバーニー・ウィリアムスなので)恐れ多くて、自分からお断り」と語り、背番号は31となった。
電撃移籍が発表されたその日のナイトゲームで、古巣のマリナーズ戦、しかも長年住み慣れたシアトルのセーフコ・フィールドでヤンキースのビジター用のユニフォームを身に纏い、「8番・右翼手」で先発出場。
第一打席に向かうイチローに対し、シアトルのファンはスタンディング・オベーションで出迎え、イチローはヘルメットを取りお辞儀をしてファンの声援に応えた。
第一打席でイチローはいきなりセンター前ヒット、さらに盗塁まで決め、シアトルのファンを沸かせた。
イチローはこの試合4打数1安打、ウィニングボールもキャッチ。