大阪府北部の箕面市にある、「みのおキューズモール」に行ってきた。
キューズモールというのは、東急不動産が近畿圏で運営する、大型商業施設である。
筆者は、日本生命球場跡にできた「もりのみやキューズモールBASE」や、阿倍野にある「あべのキューズモール」には行ったことがあるが、いずれも大阪市内だ。
しかし「みのおキューズモール」があるのは大阪郊外である。
とはいえ、同じキューズモールなのだから、大阪市内にあるキューズモールとは大同小異だろうと思っていた。
ところが、これが大違いの勘五郎ぞなもし(by「坊っちゃん」)。
大阪郊外とはいえ「みのおキューズモール」がある場所は新御堂筋(国道423号線)の終着点であり、今年(2023年)には地下鉄御堂筋線と直通している北大阪急行が延伸する予定だ。
つまり、新大阪、梅田、心斎橋、難波、天王寺という大阪主要部と電車一本で繋がる、超便利な街なのである。
それでも、大阪市内にあるキューズモールと、「みのおキューズモール」は全く違う。
たとえば「あべのキューズモール」は、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅やJRおよび地下鉄の天王寺駅と直結しており、新しい形のターミナル・デパートという感じだ。
しかし「みのおキューズモール」は、自然との調和を活かしたショッピング・センターなのである。
この場所にはかつて「カルフール」という大型スーパーがあって(懐かしい名称)、20年ほど前に行ったことがあるが、その時とは様子が一変していた。
▼大阪市内のド真ん中にある「あべのキューズモール」
それでは「みのおキューズモール」を見て行こう。
上の「あべのキューズモール」と見比べて欲しい。
「あべのキューズモール」が一つの建物なのに対し、「みのおキューズモール」はいくつもの施設に分散しているのだ。
大別すると、CENTER,EAST,WESTに分かれている。
▼新御堂筋の北側は、南側とは対照的に箕面の山が迫る自然豊かな風景
▼北大阪急行が延伸して今年(2023年)、箕面萱野駅がオープン予定
▼新御堂筋の上にある、CENTERとWESTを繋ぐ通路
▼WESTには映画館の「109CINEMAS」がある
▼CENTERの2階入口。CENTERにはイオンやフードコートなどが入る
▼CENTERの2階からEASTを望む
▼CENTERとEASTを結ぶ2階通路の下には川が流れる
▼川で戯れる家族連れも多いが、直接「みのおキューズモール」から行くことが可能
▼川の上の通路から見たWEST
▼WESTの2階入口
▼EASTの各建物には専門店が並ぶ
▼EASTの1階
▼さっきの川を1階から見ると、こんな感じ
▼1階の広場では「みのおマルシェ」という手作り市をしていた
▼1階の、EASTからCENTERへ行く通路
夏休みには、買い物と散歩を兼ねて「みのおキューズモール」に行ってみてはいかが?
ただし、休日は新御堂筋および、すぐ近くを交差している国道171号線はかなり渋滞するので、お知りおきを。