難読駅名と言えば、どう読んでいいのか判らない駅名がほとんどだ。
しかし、普通に読めば「簡単やん」と思えても、実は全然違う読み方の駅名もある。
そんな「普通に読めそうな」難読駅名を、今回は兵庫県で集めてみた。
◎問題
②青木(阪神電気鉄道:本線)
④別府(山陽電気鉄道:本線)
◎解答
どんな「大物(おおもの)」が住んでいるのか、と思わせるが、この駅は「だいもつ」と読む。
筆者は、この駅を通るたびに、
「だいもつ だいもつ 闘将だいもつ~♪」
と口ずさんでしまう。
②青木(阪神電気鉄道:本線)
「青木(あおき)」さん発祥の地ではなく、「おおぎ」が正解。
しかし「青木」と書いて「おおぎ」さんと読む人物に会ったことがない。
クイズになる以上は「こばやし」ではないことは明らか。
なぜか「おばやし」と読む。
映画「阪急電車」に小林駅が登場して有名になった。
しかし、阪急電鉄の創業者は小林(こばやし)一三なのに、なぜ「おばやし」にしたのだろうか?
創業者に忖度して、無理矢理「こばやし」にすれば良かったのに。
④別府(山陽電気鉄道:本線)
なぜ素直に「べっぷ」と読まないのか不明。
つまらず、半濁せず「べふ」と読んでいただきたい。
ついでに言えば、初代ファミスタではカープの北別府をモデルにした、カーズの「きたへふ」投手が登場した。
「じろう」と読むと「痔瘻」を連想してしまうからか?
この駅は「にろう」と読む。
ハチミツ二郎は「ハチミツにろう」と読んだりして。
豊作年のことを「有年(ゆうねん)」と言うらしい。
しかし、この駅名は「うね」が正解。
「かしわばら」でも「かしわら」でもなく、「かいばら」と読む。
ちなみに、同じ関西のJRの駅で、滋賀県に「柏原(かしわばら)」駅が、大阪府に「柏原(かしわら)」駅があるのでややこしい。
さて、あなたは何問わかっただろうか。
全問正解した人は、鉄ヲタかヒネクレ者に違いない。