それでは解答編です。
1.市名に「東京」が入るのは西東京市ですが、「大阪」が入るのは大阪市、東大阪市と、もう一つは何市でしょう。
答:大阪狭山市
1987年、人口が増えた狭山町が市制施行しましたが、埼玉県に狭山市があったため「大阪狭山市」となりました。
なお、住民投票では「河内狭山市」が1位でしたが、「河内はダサい」という理由で3位の大阪狭山市が選ばれました(推測)。
2.では「広島」が入るのは広島市、東広島市と、もう一つは何市でしょう。
答:北広島市
ただし、広島県ではなく北海道にある市です。
広島から移住してきた人がこの地を開拓したため、そう呼ばれるようになりました。
3.都道府県名と同じ市名でありながら県庁所在地でないのは、山梨市、沖縄市と、もう一つは何市でしょう。
答:栃木市
栃木県の県庁所在地は宇都宮市です。
4.かつての令制国には五畿七道という地方区分がありましたが、紀伊国(現在の和歌山県)と同じ地方区分に属していたのは以下のうちどれでしょう。
③尾張国(愛知県)
当時の四国は南海道の一部で、他にも紀伊国(和歌山県)や淡路国(兵庫県)も南海道に属していたので、紀伊国(和歌山県)と伊予国(愛媛県)が同じ地方だったということになります。
5.同じく、近江国(滋賀県)と同じ地方区分に属していたのは以下のうちどれでしょう。
①丹波国(京都府、兵庫県)
②遠江国(静岡県)
③越後国(新潟県)
④陸奥国(青森県、岩手県、宮城県、福島県)
丹波国(京都府、兵庫県)=山陰道
遠江国(静岡県)=東海道
越後国(新潟県)=北陸道
陸奥国(青森県、岩手県、宮城県、福島県)=東山道