我が忠勇なるネタラン国民たちよ、あけましておめでとう。
本年もネタラン国の繁栄のために尽くしてくれたまえ。
さて、国王は元日に、近鉄花園ラグビー場に行ってきた。
この日は全国高等学校ラグビーフットボール大会の三回戦が行われていたのである。
三回戦とはつまり、ベスト16の激突だ。
実は、国王は元日の花園に行くのは初めてである。
一度、元日の花園を体験してみたかった。
正月の花園、即ち高校ラグビーでの花園は、トップリーグの花園とは明らかに雰囲気が違う。
ラグビー場前の広場やスタンド裏には臨時の売店が多く連ねる。
そして、スタンドには地方から来た多くの高校生たちがたむろしている。
ちょうど、阪神甲子園球場がプロ野球と高校野球では全く雰囲気が違うのと同じだ。
高校ラグビー期間中は、花園ラグビー場前の広場にテントが建てられ、様々なお土産グッズが売られているので、大勢の人でごった返している
スタンド裏も様々なラグビーグッズ店がオープンしているので、実に賑やか
この日は国王のためにVIP待遇として、こたつ席が用意されていた(というのは真っ赤なウソで、知人が予約していたこたつ席が第一試合だけ一人分空いていてので、お邪魔させてもらったのだ)。
花園名物のこたつ席とはインドアだと思っていたが、そうではなくメインスタンドの上段に設置されたアウトドアの席だった。
こたつは三つ用意されていて、4人ひと組で予約できる。
こたつ席から見た花園第1グラウンド
午後になり、注目カードが第3グラウンドで行われるので、こたつ席から第3グラウンドに移動した。
ちなみに第3グラウンドとは、花園ラグビー場の隣りにある「東大阪市多目的広場」と呼ばれる陸上競技場だ。
三回戦のうち4試合はこの第3グラウンドで行われる。
だが、スタンドは貧弱なうえに見にくい陸上競技場なので、Aシードの大阪桐蔭とBシードの佐賀工業という好カードだったにもかかわらず、とても全国大会の試合とは思えなかった。
図らずも第1グランドの素晴らしさも実感できたわけだ。
何しろ第3グランドはスタンドが貧弱なために超満員でスタンドに座ることができず、スタンドの脇にある土手で観戦したのだから。
第1グラウンドのこたつ席とはエライ違いだ。
第3グラウンドと呼ばれる東大阪市多目的広場。この日は好カードということもあってスタンドは超満員、やむなく脇の土手で観戦した。とても全国大会の会場とは思えない
そんなわけで初めての元日での花園を体験したが、花園が最高に盛り上がるのは準々決勝が行われる1月3日である。
元日には出掛けにくい人も、3日となると気軽にラグビー見物、という人が多いのだろう。
また、準々決勝は最も面白いと言われ、この日からは全て第1グラウンドで行われる。
そのため、1月3日の花園は、毎年超満員となる。
さて、国王は元日を花園で過ごしたあと、2日は住吉大社へ初詣に行こうとした。
ところが、阪堺電軌上町線の起点である天王寺駅前駅には、普段では考えられないほとの長蛇の列が出来ていた。
この様子を見て住吉さん行きは断念し、阿倍野でのショッピングに切り替えた。
しかし、阿倍野の人だかりは凄い。
日本一高いビル・あべのハルカス効果かも知れないが、こんなに賑やかな阿倍野を初めて見た。
そして3日は、近場の藤井寺市にある道明寺天満宮へ初詣に行った。
今回は姉の運転する車で行ったので、実に楽である。
規模は住吉さんよりも遥かに小さいし、正月3日目だったので人も少ないだろうと思っていたが、大勢の人が詰め掛けていた。
露天商も多く出ていて、これぞ初詣!という雰囲気だった。
ちなみ、おみくじは中吉だった。ちゅーとハンパやのう