日本国内閣総理大臣の福田康夫君が同職を辞任した。
国王が福田君に洞爺湖サミットでお会いした時は「あなたの政権は10年続くでしょう」と言っておいたのだが、外れたことのない国王の予言をよくも外させてくれたものだ。
さて、こういうときは朝日・読売・日経の「あらたにす」。
以前、この合同webを「大新聞による巨大談合」と批判したが、こういうときは各紙の社説を読み比べることができて便利なものだ。
もっとも、こんなの検索して各紙のサイトを開ければすぐに読み比べることができるので、その手間が省けるだけの話だが。
では、「あらたにす」で朝日、読売、日経の社説を読み比べていただきたい↓
3紙だけでは片手落ちなので、毎日、産経の社説もどうぞ↓
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080902k0000m070183000c.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080902/plc0809020314009-n1.htm
朝日、毎日、日経に共通しているのは「早期に解散・総選挙を行い、民意を問うべし」という意見。
これに対し、読売と産経は解散・総選挙のことにはほとんど触れていない。
特に読売は、今度の総裁選こそが重要だと説き(衆院選より大事だということだろうか)、強力な内閣を作ることが最優先課題だと言っている。
やはりこの社説を書いたのはあの方だろうか。
日本国では国会選挙が行われぬ間に2度も自民党総裁選が行われるという異常事態になったが、それも首相が二人続けて1年しか持たなかったからである。
今年の暮れにはアメリカで、やたらややこしい仕組みの大統領選挙が行われる。
大統領制だの議院内閣制だの、民主主義のなんとめんどくさいことか。
その点、我がネタランのような絶対王制はいい。
ムダな政権交代がないから、国王のように優秀な指導者がいれば国はずっと安泰だ。
ジオン公国のギレン・ザビ総帥も
「連邦の絶対民主制が何を生みましたか。宇宙まで膨れ上がった軟弱な民を生み、今時大戦のような共食いを生んだのです」
と言っていたではないか。
優れた国家元首が統治しているので、我がネタラン国国民も満足していることだろう。
何しろ国王は国民の幸せだけを考えているのだから。
ああ、国民たちの国王を奉るシュプレヒコールが聞こえてくる……(涙)。
「きんぐを殺せー!!」
♪飛べ飛べ 流れ星ー
飛べ飛べ 流れ星ー
剣と剣との火花がー
あの空に飛んで
輝く暁の星になるー♪
な、なに!?
ネタラン革命勃発だと!?
しかもクーデター派のリーダーがあの黒いチューリップとは……。
国王に刃向かうとは……許せぬ!
反逆者は一人残らず捕まえて、容赦なくなぶり殺しにしろ!!
パンを食えぬ国民はお菓子を食えばよい!!