現地時間の11月4日、アメリカ合衆国大統領選挙が行われ、フセインが圧倒的大差で第44代大統領に就任することが確実になった。
おっと、フルネームはバラック・フセイン・オバマ・ジュニアか。
8年続いた共和党のジョージ・ブッシュに代わって8年ぶりの民主党政権となるわけだが、アメリカ合衆国建国以来アフリカン・アメリカン、いわゆる黒人にとって初の大統領である。
黒人、と言っても白人との混血だが、44代目にしてやっと黒人系大統領が初めて生まれたというのだから、アメリカの「自由の国」というキャッチフレーズも怪しいもの。
じゃあネターランド王国は「自由の国」なのかって?
もちろん、我がネタランは自由の国ですよ。
国家元首を決める選挙がない?
日本国だってそんなものはないじゃないですか。
それに日本のリーダーである麻生太郎君は不人気にもかかわらず衆議院を解散せずに首相の座にへばりついています。
それに引き替え我がネタランは、国民100%の支持を得ている朕が国王を務めているのですから、何の問題もないはず。
いや、世界中を探したってこんな民主的な国は他に存在しないでしょう。
憲法第7条にも書かれているとおり、国王の不利益になる発言以外には言論弾圧は行わないし、国民にとっては天国のような国です。
意義のある者は法廷に申し立てい!
さっき、オバマ君には祝福の電話を入れておいた。
オバマ君は、
「こちらから大統領当確のご連絡をするべきなのに、わざわざコレクトコールで電話をくださり恐縮です」
と感激していた。
来年早々にはホワイトハウスでのネ米首脳会談でオバマ君に会うことになるだろう。