今日、日本国で「札幌のゴミおじさん」がゴミを不法投棄している問題で、遂に行政のメスが入った↓
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071106/crm0711061142008-n1.htm
「札幌のゴミおじさん」は他人の土地に廃自動車などを、他人の土地の400mにわたって総重量550トンもの廃材を放置していたのだ。
550トンと言っても想像がつかないが、わかりやすく言うと超電磁ロボ・コン・バトラーVの、1体分の重さである。
どうやってコン・バトラーVに相当する廃棄物を集めたのだろうか。
コン・バトラーVと言えば、5台のメカが合体し、地球の平和を守るロボットだ。
コン・バトラーVが登場するまでの合体ロボットと言えば、早乙女研究所で開発されたゲッターロボだったが、これは3台のマシンによる合体である。
ゲッターロボは3種類のゲットマシンが3種類の組み合わせによってそれぞれ、空戦用及び多用途のゲッター1、地中戦用のゲッター2、海戦用のゲッター3に変化することができた。
そしてゲッターロボはさらに進化し、ゲッターロボGを生み出した。
だがゲッターロボは、ゲッター1の合体をするときにまずイーグル号(ゲッターロボGではドラゴン号)とジャガー号(同・ライガー号)が合体するが、このとき突然ニョキっと腕が生えるという、工学的には不可能と思える変化をするのである。
第一、ジャガー号の頭がイーグル号のエンジン部分に突っ込めば、イーグル号は間違いなく破壊されてしまうだろう。
コン・バトラーVは違う。
合体する前の各種メカは、頭部、胸部、腹部、脚部、足部と別れ、合理的な合体を実現した。
そのため、ゲッターロボのような何種類ものロボットを生み出すのは不可能だったが、ロボット形態が一種類しかないだけに、かえって重厚感を生み出した。
コン・バトラーVは、超電磁ヨーヨー、超電磁タツマキ、超電磁スピンの他、約30種類もの超電磁技を駆使していた。
中でも最強の必殺技といえば、超電磁スピンだろう。
これは超電磁タツマキとの合体技で、まず敵を超電磁タツマキで動けないようにし、超電磁スピンでとどめをさす。
だったら最初からこの合体技を使えば30種類もの技は必要ないんじゃないかと思われるだろうが、そこは巨大ロボット物のややこしさ、奥の深さ。
敵将のガルーダは超電磁スピンで何度も涙を飲み、遂に最終回を待たずして戦死してしまった。
これはやはり5台のマシンが合体したコン・バトラーVが持つ、身長57メートル、体重550トンによる実力だろう。
そうそう、札幌のゴミおじさんによる550トンの不法投棄の話だった。
コン・バトラーVの1体分の不法投棄なんてしてはいけません!