伊勢名物として有名な「赤福餅」の賞味期限偽装が発覚した。
「赤福よ、お前もか!」といった感じだが、なんとこの偽装が34年にもわたって行われていたという。
創業300年の老舗がなぜ……、といった思いだが、この不祥事を猛省し、二度と不正に手を染めることがないよう、期待するしかあるまい。
大阪の小学校の多くでは、伊勢が修学旅行場所だった。
当然、お土産に赤福餅を買って帰る児童は多い。
僕の修学旅行先も伊勢で、赤福餅をお土産として買って帰った記憶がある。
小学生でなくても、大阪では「伊勢のお土産は赤福」という不文律があるほどだ。
ある調査では、赤福が土産物売り上げ全国でベスト1だそうだ。
僕はちょっと意外な感じを受けた。
赤福は関西及び中京地区にしか認識されていないと思っていたからだ。
「ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか♪」のコマソンは関西では有名だが、中京地区を除くその他の地域はこのCMが流れていたのだろうか?
このCMを見たことのない人にぜひ見てもらおうとYoutubeで検索したが、残念ながらヒットしなかった。
やはり全国的にはマイナーなのだろうか。
でも、関西人(おそらく中京地区の人も)は、赤福のCMを見て育ち、誰でも「ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか♪」のコマソンを歌えるはずである。
それほど関西や中京地区で愛されてきた赤福がこの背信行為。
今度ばかりは「ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか♪」では済まされないだろう。
(いかにも局アナが言いたがるようなシメだったな)