今日、東京の有明コロシアムでボクシングのWBCフライ級世界タイトルマッチが開催され、同級世界チャンピオンの内藤大助が同級14位の亀田大毅を判定による3−0で下し、初防衛に成功した。
チャンピオンが完璧な防衛を果たしたとはいえ、弱冠18歳の亀田が12ラウンドまで戦い、判定に持ち込めたのは賞賛されるべきだろう。
第1ラウンドからしっかりガードを固めて、後半に勝負を賭ける戦略は間違いではなかった。
しかし、33歳という百戦錬磨のチャンピオンはそんなに甘くはなかった。
徹底してガードにまわる亀田に対して積極的に攻め、キッチリとポイントを稼いだ。
そして判定では負けるのは確実だいう最終の第12ラウンド、亀田は遂に暴挙に出た。
思うような試合運びにできなかったイライラからか、クリンチに来たチャンピオンを3度も投げ飛ばしたのである。
当然ながら、亀田に3ポイントの減点が与えられた(内藤にもその前に1ポイントの減点を与えられている)。
もはやこれはボクシングではなく、総合格闘技に転進するべきである。
18歳でこれだけの才能があるのだから、総合格闘技でも充分通用するだろう。
亀田大毅は試合前、「内藤(呼び捨て)に負けたら切腹する」と公言していた。
有言実行がモットーの亀田一家の元、この公言は必ず実行されると思われる。
また、実行されなければ、これまでの破廉恥極まる暴言の数々に、一貫性がないだろう。
つまり、明日の朝刊には「亀田大毅、自殺!」の大見出しが一面に載っているはずだ。
有望な18歳の若者がこんなことで命を落とすとは、誠に忍びない……。
ネタラン国王として、日本国の首相である福田総理に嘆願書を送っておいた。
亀田大毅の自殺を思い留まるよう、説得して欲しい、と。
ボクシングの試合に負けたからといって切腹する、そんなことを軽々しく言うな!
人間の命の重さをなんだと思っているのか。
こんな重大なことを簡単に宣言してしまう、亀田一家の意識レベルの低さが最大の問題である。