ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

フーリーとSBW

8月31日、ジャパンラグビー・トップリーグが開幕した。

今季の話題はなんと言っても、神戸製鋼コベルコ・スティーラーズに移籍したCTB(センター)のジャック・フーリーと、同じくCTBでパナソニック・ワイルドナイツに加入したソニー・ビル・ウィリアムズ(以下、SBW)の存在だろう。

ラグビー二流国の日本に、しかも今季からトップリーグの外国人枠は昨季の同時出場3人から2人に減ったのに(アジア枠を除く)、よくぞこれだけの超大物外国人が同じシーズンに在籍したものだ。

サッカーでいえば、ロナウドとメッシの対決がJリーグで見られるようなものだろう。

 

フーリーはスプリングボクス(南アフリカ代表)の選手で、昨季電撃的にワイルドナイツに加入した。

ワールドカップ(W杯)に3度の出場経験がある超大物の突然の来日にラグビーファンは仰天したが、これはワイルドナイツに所属する日本代表LO(ロック)のジャスティン・アイブスがW杯中に負傷したための、代替選手追加登録によるものだった。

来日したフーリーは世界最高峰のプレーを見せ付け、昨季トップリーグのベスト15にも選ばれた。

 

フーリーは今季、正式にスティーラーズと2年契約を交わし、ワイルドナイツのライバルチームに移籍。

2年間はスプリングボクスを辞退し、スティーラーズのために全力を尽くすと抱負を語った。

今季の開幕戦、近鉄ライナーズとの試合で先発出場、トライこそなかったものの、さすがの走りを魅せた。

特に、味方のハイパントを見事に空中でスーパーキャッチしたのは、野球の外野手としても一流になれるのでは?とさえ思わせるプレーだった。

 

一方のSBWは、昨年のW杯で優勝したオールブラックス(ニュージーランド代表)のメンバー。

しかしながら、元々はオーストラリアでラグビーリーグ(13人制)をプレーしていた選手だった。

だが2008年、電撃的にラグビーユニオンに転向。

フランスでプレーしたのち、生まれ故郷のニュージーランドに戻って、オールブラックスに選ばれた。

またSBWは、ヘビー級のプロボクサーとしての貌も持つ、かなり異色の選手である。

今季、ワイルドナイツと契約したが、トップリーグの約1ヵ月の休止期間中に、南アフリカでボクシングの試合を行うという。

アメリカでは野球とアメリカンフットボールでプレーしたボー・ジャクソンなどもいたが、日本のスポーツ選手でシーズン中に他のスポーツの試合をするなど、とても考えられない。

 

ところが、そんな選手が日本にも現れた。

奇しくも同じワイルドナイツに所属する、WTB(ウィング)の山田章仁である。

ワイルドナイツのトライゲッターである山田は、アメリカンフットボールのXリーグ、ノジマ相模原ライズの選手としても登録された。

そして8月31日、ノジマリターナーとして出場、異例の二刀流選手となった。

さらに翌9月1日には「本職」のラガーマンとしてトップリーグの開幕戦、リコー・ブラックラムズ戦に登場し、2トライを挙げる活躍をした。

この開幕戦でSBWの出場はなかったが、第2戦となるNTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス戦で来日デビュー予定。

SBWと山田の二刀流TBライン(SBWはユニオン、リーグ、ボクシングの三刀流か?)も見逃せない。

 

ワイルドナイツと言えば、SBWとは逆にニュージーランドへ「輸出」された選手がいる。

HO(フッカー)の堀江翔太とSH(スクラムハーフ)の田中史朗だ。

ニュージーランド地区代表戦、ITMカップ出場に挑戦し、両選手ともオタゴ州代表(前述のアイブスも所属)に選ばれた。

 特に田中は開幕から2戦連続スタメン出場を果たしている。

海外のより高いレベルのリーグに身を投じた田中と堀江、ワイルドナイツにはチャレンジャーが集まりやすい土壌でもあるのだろうか。

 

前述の通りフーリーも昨季はワイルドナイツでプレーしており、その抜けた穴をSBWがいかに埋めるかが注目される。

そしてなんと言っても、ワイルドナイツ×スティーラーズ戦での、SBW×フーリーのCTB対決は必見だ。

 

スティーラーズ(神戸製鋼)はトップリーグ発足前に日本選手権7連覇を達成したが、そこに立ちはだかった最大のライバルはワイルドナイツの前身である三洋電機だった。

今でも語り草となっているのが1990年度、全国社会人ラグビー決勝戦で、三洋電機ノーサイド寸前までリードを許しながら、ロスタイムで神戸製鋼のWTBイアン・ウィリアムスが奇跡の同点トライ、逆転コンバージョンも決まって3連覇を果たした伝説の試合だ。

以来、両者は宿命のライバルとしてお互いを切磋琢磨し、その関係はトップリーグ発足後も続いている。

 

しかし、スティーラーズはトップリーグ初代王者になって以降の優勝はなく、近年は優勝争いから遠ざかっている。

一方のワイルドナイツは、毎年のように優勝争いに絡むものの「万年2位」という有り難くないレッテルを貼られ、一昨年度は念願のトップリーグ初制覇を果たしたが、昨季はまた2位に甘んじた。

 

フーリーを得たスティーラーズ、SBWがやってきたワイルドナイツ。

両チームとも、優勝にかける思いはひとしおだろう。

昨季の対戦では29-27でワイルドナイツが勝ったが、大熱戦となりかつての名勝負を彷彿させた。

今季のライバル対決は目が離せない戦いになりそうだ。