昨日は「秋は夕暮れ」という日記を写真入りで書いた。
今日は昨日よりもさらに天気が良かったので、もっといい写真が撮れると期待して、昨日と同じ撮影ポイントに行ってきた。
家の近所である。
果たして、昨日ほどの雲はなく、期待以上の景色が広がっていた。
なんと、遠く大阪湾まで望めたのである。
我が家は海とは無縁の場所、大阪府最東端にあり、東の山を超えればそこは海なし県の奈良県だ。
何しろ奈良県民は、奈良県外に出たとき車窓から海が見えただけで「おおー!」と大歓声が上がるほど、海に対する憧れが強い。
奈良県のすぐ隣りに住む僕も対して変わりはなく、我が家近くから海が見えるなど考えられないことである。
それにしても、たった1日違うだけなのに、秋の夕暮れは全く違う貌を見せてくれる。
見えるはずのない海が奇跡的に見えたあと、しばらくしたらあっという間に日は沈んでしまった。
「秋の日は釣瓶落し」とはよく言ったものである。
大阪府南河内郡河南町持尾から撮影。ズームすると、夕陽に映える海が僅かに見える。海の後ろに薄く見える稜線は、約80km離れた淡路島
同じ場所からの全景
evergreen MY LITTLE LOVER