今日の大阪朝日放送の情報番組「ムーブ!」は見ものだった。
まずは月曜日のレギュラーコメンテーターである宮崎哲弥が出演するかどうかというもの。
先日の大阪よみうりテレビの「たかじんのそこまで言って委員会」に出演した宮崎哲弥は朝日放送との確執を口にし、6月で契約が切れる「ムーブ!」にはもう出演しないのでは?と思われていた。
事実、先週の6月最初の「ムーブ!」月曜日にはレギュラーである宮崎哲弥の姿はなく、噂は本当かなと思っていた。
しかし、先週の木曜日にはいつものように宮崎哲弥の姿が「ムーブ!」のスタジオにあり、さらに今日の「ムーブ!」にも出演していたから、朝日放送とは和解したのだろう。
宮崎哲弥は自分のあずかり知らないところで朝日放送番組審議委員会からクレームをつけられ、そこから番組降板云々の話が出たと思われるが、「ムーブ!」という番組自体は好きだったので、またレギュラーに戻ったのかも知れない。
今日の「ムーブ!」はその宮崎哲弥と、やはり月曜日レギュラーの勝谷誠彦、さらに朝日新聞の編集委員である星浩がコメンテーターになっていた。
これがあるから「ムーブ!」は見逃せない。
ここに準レギュラーである花田紀凱がいれば完璧だったのだが。
番組の中で星浩が
「民主党は党首会談を行ってそこで合意に達しなければ、問責決議を出すべき」
と言えば勝谷誠彦が
「朝日新聞の社説を熟読している私は全面的に賛成」
と星浩の主張をを肯定していた。
朝日新聞を褒める勝谷誠彦の姿などメッタに見られるものではない。
さらに中国四川省の大地震で外国のメディアが1社二人に制限されたという問題では
「中国に優しい朝日新聞ですら足止めを食らったんですから」
と勝谷誠彦は朝日新聞を擁護する発言をしていた(皮肉も含まれているのだろうが)。
これも朝日放送「ムーブ!」ならではの出来事なのだろうか。