ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

国立国会図書館

先日、国立国会図書館関西館に行ってきた。

ここに来るのは10年ぶりぐらいである。

 

国立国会図書館は日本に2ヵ所あって、本館は東京に、関西館は京都に存在する(他に東京には国際子ども図書館もあり)。

京都と言っても京都市内ではなく、京都府最南端の学研都市と呼ばれる精華町にあり、奈良市の北隣りだ。

自宅がある大阪府南東部からは高速道路を使わなくても車で2時間弱で着き、さほど遠いとは感じない。

もっとも僕の場合は、ドライブを楽しむため遠回りしたりするので、最短距離を走るか、高速道路を利用すると、もっと早く着くだろう。

 

国立国会図書館関西館は、東京本館と違って田舎にあるので、最寄駅からはかなり遠く、車で行くほうが便利だ。

無料駐車場があるので、気兼ねなくマイカーで行くことができる。

 

京都府相楽郡精華町にある国立国会図書館関西館。学研都市広い敷地内にある

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国立国会図書館は普通の図書館と違って、ブラッと行って読書を楽しんだり、本を借りたりすることはできない。

当たり前と言えば当然だが、セキュリティはかなり厳しいのだ。

 

初めて行った場合には、まず登録申請用紙に氏名や住所、生年月日などを書く。

書いたらその登録申請用紙を受付に持って行って、身分証明証を提示して登録利用者カードを受け取ることになる。

もちろん、登録カードはすぐに発行はできないので、しばらく待たなければならない。

いずれにしても、印鑑などは不要だが、運転免許証や保険証、あるいはパスポート等の身分証明証が必要となる。

僕の場合は、10年ほど前に一度は登録したものの、既に失効していたので、新たに登録した。

登録カードの有効期限は3年間である。

登録カードが発行されたら、自動的に仮のパスワードが登録されるが、こんなものはすぐに忘れてしまうので、自分用のパスワードに変更した方がいいだろう。

パスワード変更は、図書館の中のパソコンで行うことができる。

 

登録申請が無事に済んで、さあ図書館に入ろうか……、というわけにはいかない。

持ち込み禁止の物も多いのだ。

たとえば、カメラやビデオ録画機、コピー・スキャナ機、音響機器などは御法度である。

携帯電話やスマホは持ち込みOKだが、マナーモードにするのは当たり前で、写真撮影は厳禁だ。

なにしろ、著作物を取り扱うのである。

筆記用具など持ち込み可能な物は、備え付けの透明なビニール袋に入れて、それ以外の物はロッカーに預ける(100円玉が必要だが、ロッカー使用後に100円は返ってくる)。

ここまでくれば、自動改札機(なんて言うのかね)に登録カードをタッチして、いよいよ図書館に入ることができる。

 

こうして読むと、随分面倒くさそうに思えるかも知れないが、係員が丁寧に教えてくれるので心配する必要はない。

それに、一度登録してしまえば、これほど便利な施設はないのだ。

もちろん、利用料は無料である。

 

僕が着いたのは昼の12時前で、腹が減ってきたところだが、図書館に来ていきなり食事はなかろうと、取り敢えずは調べ物を先に済ませようと思った。

しかし、これが間違いの元だったのである。

 

僕の場合は既に調べ物が決まっていたので、その書物がある書架に直行したが、読みたい物が書架にあるとは限らない。

その場合はパソコンで検索し、受付に申し出る必要がある。

なにしろ、日本で発行されたほとんどの書物が国立国会図書館にはあるのだ。

多くの書物が所蔵庫に保存されているのである。

また、最近では書物のデジタル化が進んでいて、紙の本はなくてもパソコンで閲覧できるようだ。

 

さて、僕はさっそく調べ物に取り掛かったが、これが実に面白い。

普通の図書館と違って資料はなんでも揃っているので、止まらなくなったのである。

ハッキリ言うと、本来調べるもの以外にも興味が沸いてきて、いらないものまで調べ始めてしまったのだ。

夢中になって資料を漁り、そろそろ13時頃かな、昼飯でも食おうかと思って時計を見たら、なんと既に14時半。

どうりで腹が減ったと思った。

子供の頃、遊園地で時間を忘れて楽しんだ記憶があるが、そんな感覚である。

 

閲覧室は地下1階だが、食事ができるカフェテリアは4階にある。

調べ物は中断してエレベーターで4階のカフェテリアへ行くと、なんともう閉まっている。

なんで?カフェテリアの利用時間は10時~18時までって書いていたのに??

カフェテリアの中におばちゃんがいたので、ガラス越しに訊いてみると、そこに書いているのは昔の営業時間で、現在では13時までとなっているらしい。

クソー、そうだと知っていれば、まず腹ごしらえをしとくんだった。

ちなみにメニューを見ると、カレーライスが350円(!)にカツ丼(味噌汁と漬物付き)が400円、日替わりの豪華な弁当もたしか400円という、かなりの超安値。

う~、ますます食いたくなってきた。

 

しかし後の祭りでドンジャラホイ、空腹は解消されないので、一旦図書館の外に出ることにした。

もちろん、既に登録カードがあるので入退出は可能である。

 

登録カードを自動改札機にピッとタッチして、外に出れば国立国会図書館のすぐ近くに大型商業施設のAPITAがある。

そこのフードコートで安いラーメンをかきこんで、すぐに国立国会図書館へ車でトンボ返りした。

国立国会図書館もAPITAも駐車料金は無料なので、そのあたりは気軽である。

実は、国立国会図書館以外で行きたい所があったのだが、この時点でそちらの方は断念した。

まだまだ調べたい物が出て来たからである。

 

例によって自動改札機に登録カードをピッとタッチして、閲覧室に戻ると調べ物の続きを始めた。

それでも、やはり時間は凄いスピードで無情に過ぎていく。

とにかく、国立国会図書館にいれば、飽きることはないのだ。

 

あっという間に帰る時間になったが、資料をコピーしなければならない。

コピーするにも申請が必要だ。

申請の仕方がわからず、まごついているとすぐに係員がやって来る。

利用者の様子を見ていると、初心者かどうかわかるのだろう。

このあたりの対応は、いわゆるお役所仕事とは無縁だ。

実にわかりやすく、丁寧に説明してくれる。

 

デジタル書物ではなく(デジタル書物もプリントアウトには申請が必要だ)、普通の書物にはバーコードが付いていて、それをバーコード・リーダーで読み取って、申請用紙をプリントアウトする。

その際に、登録カードと前述したパスワードが必要なのは言うまでもない。

申請用紙をプリントアウトすると、そこに必要事項を書き込む。

必要事項とは、その書物の何ページをコピーするか、ということだ。

他にも、利用目的を書く欄があるが、そこには「調査・研究のため」の所にチェックすればよい。

 

利用料金は、セルフの場合A4・B4の白黒コピーで1枚約15円。

もちろん、コピーする際にも登録カードは必要である。

だが、気を付けて欲しいのは、コピーできるのは基本的に1枚だけだということだ。

たとえば、1枚目のコピーを失敗して、2枚目のコピーを取ると、2枚分のコピー料を取られるのは当然のこと。

しかし、コピーを持って帰れるのは1枚のみ。

著作権法の問題で、2枚の同じコピーを持ち帰ることはできないのだ。

要するに、コピーしても良いというのはあくまでも「サービス」で、本来なら著作物をコピーしてはならないという考え方である。

 

書物によっては、自分ではコピーしにくいものもある。

そんな場合は、無理してセルフでコピーせず、図書館側にコピーをお願いした方がいいかも知れない。

なお、その場合の値段はA4・B4の白黒コピーで約26円となっている。

ちなみに、セルフコピーができるのは関西館のみのようだ

 

コピーしたい書物が次から次へと出てきたので、その度にコピー申請をするハメになった。

こうなると受付の人も、コイツはもうコピー方法を把握しているだろうと、いちいち説明には来ない。

前述したように、コピーは自由にはできないので、時間がかかってしまう。

そして、帰宅予定時間を大幅にオーバーしてしまった。

 

こうして国立国会図書館を後にしたが、考えてみれば関東や関西に住んでいる人は幸せである。

これほど立派な施設を無料で利用できるのだから。

税金とは、このように活用するべきだろう。

関東や関西以外に住んでいる人は、国立国会図書館を利用したくても、それまでの交通費や移動時間を考えると、とんでもない出費を強いられてしまう。

 

新・国立競技場に2520億円もの建設費が必要なのならば、その一部の税金で国立国会図書館を各地方の残り8ヵ所に設置した方が、どれだけ利用価値があるかわからない。

 

なお、国立国会図書館関西館の開館日は月曜日~土曜日だが、平日でも休館日の日があるので、行く前にサイトで調べておいた方がいい。

利用時間は10時~18時だ。

利用者登録すれば、かなり有意義に国立国会図書館を利用できるに違いないので、強くお勧めする。