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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

ジャパン、来年のラグビーワールドカップ出場決定!

サッカーのワールドカップ開催はもう間もなくだが、来年ニュージーランドで開催されるラグビーワールドカップの日本の7大会連続出場が決まった。
22日、東京の秩父宮ラグビー場で行われたアジア予選で、日本は香港相手に94−5で圧勝、4戦全勝であっけなく予選を突破した。
ハッキリ言ってアジアではジャパンは敵なしで、W杯への壁は自動ドアのようなものだ。
それだけジャパンが強くなったということだが、予選でこんな楽な戦いをしていると、本番の強豪国相手には対処できないのでは?と思ってしまう。


ちなみに、W杯の予選リーグで同組となるのは、ニュージーランド、フランス、トンガ、カナダ。
オールブラックス(ニュージーランド代表)とフランスには絶対に勝てない。
トンガとは過去に何度も好勝負を演じており、カナダに対してはなぜかジャパンは相性が良くて、前回のW杯でもノーサイド寸前で引き分けに持ち込んだが、実力的には両国ともジャパンよりは上だろう。
とはいえ、トンガとカナダには勝つ可能性があり、ジャパンにとっては夢のW杯2勝を挙げるチャンスだ。
ちなみに、世界ランキングでは日本が13位、カナダが14位、トンガが15位となっている。


それにしても、アジアのラグビーレベルの低下は目を覆うばかりだ。
近年、アジアでジャパンの最大のライバルだった韓国は、今回のアジア予選では4戦全敗。
特に日本にトップリーグができてからは、日本との差は開くばかりだ。
近鉄ライナーズに所属する韓国出身のキム・チョルウォンによると、韓国ではラグビーの試合を見に来るのは関係者か選手の親類ぐらいらしい。
「日本に追い付け追い越せ」を目標にしていた頃は強化に力を入れていたのだろうが、日本にトップリーグができて大きく水を開けられると、強化する目的もなくなったのかも知れない。
オリンピックに7人制ラグビーが採用されたので、これからは韓国もラグビー強化に乗り出すのだろうか。
いずれにしても、同じ地域にライバルがいないと、ジャパンもレベルを上げるのは難しいだろう。


ワールドカップ予選で思い出されるのが、1990年のことだ。
翌年、イングランド他で開催される第2回ワールドカップ、その出場権を賭けた予選が、秩父宮で開催された。
当時は現在とは地区割りが異なっていて、アジア・太平洋地区予選となっていた。
出場国は、日本、韓国、トンガ、西サモア(現・サモア)の4ヵ国。
W杯に出場できるのはこのうちの2チームで、即ち予選突破には2勝が必要だった。
太平洋地区のフィジーは第1回大会でベスト8に進出していたので、予選免除の特権が与えられていた。


フィジーがいないとはいえ、この3ヵ国相手に2勝というのは、当時のジャパンとしてはかなり過酷な条件だった。
当時は日本に劣らない実力を身に付けた韓国、そしてフィジーと互角の戦いをするトンガと西サモア
日本は第1回W杯では予選なしで選抜出場されたが、第2回大会は本戦に出場できないのでは?という見方が一般的だった。


そこでジャパン監督の宿沢広朗は、韓国には勝てるという前提で、初戦のトンガ戦に全てを注ぎ込み、2勝を挙げて予選突破する、という戦略を取った。
そして初戦のトンガ戦で、ケガをしていた林敏之、トンガ出身のシナリ・ラトゥの活躍でトンガがたまらず反則を犯し、細川隆弘が次々とペナルティー・ゴールを決めて、遂に難敵中の難敵・トンガを28−16で破った。
この試合に勝てばW杯出場となる第2戦の韓国戦、平日のデーゲームにも関わらず秩父宮には満員の観衆が詰めかけた。
前半は韓国のラッシュで6−10とリードを奪われたものの、韓国のスタミナが切れた後半には20点を奪って一気に逆転、26−10でW杯出場を決めた。
試合終了後、宿沢監督はスタンド裏でファンに捕まって、胴上げされたという。
この時のファンの興奮は、今回のW杯出場とは比べ物にもなるまい。


この頃のラグビー日本代表ことは、過去に「宿沢ジャパン平尾組〜W杯唯一の勝利」で連載しています。
ぜひご覧ください↓


http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070831/1188576922
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070901/1188655441
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070902/1188719104
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070903/1188819636
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070904/1188912577
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070905/1189003822
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070906/1189090786
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070907/1189177037
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070908/1189243360
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20070909/1189356306