昨日告知したように、BT(ベースボール・タイムズ)ウィークリーが関西圏でも発売開始しました。
ただし、コンビニではまだ販売ルートが確立していないのか、あまり売られていないようです。
でも、私鉄や地下鉄の駅売店では売られています。
首都圏ではJRのキオスクでは売っていなかったようですが、関西圏ではどうかわかりません。
近鉄の富田林駅に行くと、ちゃんと売っていました。
こんな田舎駅でも売っているのですから、他の私鉄駅では売っているでしょう。
明日、BTが郵送で送られてくるので買う必要はないのですが、嬉しかったので購入することにしました。
BTをレジに差し出すと、売店のオバちゃんは
「ええと、これナンボかいな?」
と、オロオロする始末。
「180円ですよ」
「え、どこに書いてるん?ああ、ここかいな。今日、初めてのヤツやな」
「そう、今日から販売開始なんですよ」
と教えてあげました。
このオバちゃんは、目の前に立っている男が、まさかこの新聞の記事を書いているとは思わなかったでしょう。
今週号は関西上陸記念として、7月31日の阪神×巨人レビュー記事が見開き2ページで掲載されています。
写真にある見出しは僕が考えたのではないのですが、「舶来の大砲」という古臭いフレーズは、編集者が僕の記事から抜粋したものです。
戦評では能見と内海のサウスポー対決をクローズアップしましたが、中でも注目したのが両者の投球数。
意外にもこのことに注目した評論家は僕の知る限りいませんでしたが、なぜ誰もここに注目しないのだろうと不思議に思いました。
ひょっとして僕の素人考えか?と不安にもなりましたが、逆に言えばプロ野球経験者ですら気付かなかった点を僕は鋭く突いた、ということでしょうか。
誰も気付かないことを突く、というのはライター冥利に尽きます。
僕のペンネームが載っているのはこの戦評だけですが、このページに書かれている記事の全て(Pick Up Inning 01〜03)は僕が書いたものです。
特にPick Up Inning 02(ブラゼルの逆転ホーマーを生んだ鳥谷の好走塁)記事は、編集者をして「鳥肌が立つような文章」と言わせしめました。
これもプロの評論家が誰も指摘しませんでした。
まあそのおかげで、僕はオイシイところを持っていけたわけですが。
BTの発売日は毎週火曜日。
この火曜日というのがミソで、普通のスポーツ紙はプロ野球の試合がない月曜日の翌日ということで、紙面づくりを悩ませます。
今日のスポーツ紙を見ると、どの新聞も某芸能人の麻薬逮捕記事のオンパレード。
これのどこが「スポーツ新聞」なのか、首を傾げます。
まともな野球ファンなら、BTウィークリーの購読をお勧めします。
ここには芸能面、風俗面などの、野球とは無縁の記事はありません。
何よりも、僕が書いた記事が載っています。