現在、地球の主たるエネルギー源である石油が近い将来枯渇するとか、電気資源だって限りがあるとか、水不足になるとダムの水がなくなってしまい給水制限が行われたり、地球上に無限というのはないらしい。
そんな中で無尽蔵とも思えるのが、風邪をひいたときの鼻水だ。
ついさっき鼻をかんで、鼻の中に水分がなくなったと思うもつかの間、すぐに鼻水が鼻の中にたまってしまう。
いくら鼻をかんでも決して鼻水はなくならない。
鼻水は無限にあるのかと思えるほどだ。
一体、こんな小さな鼻腔の奥にどれほどの鼻水が眠っているのだろう。
鼻水も尿と同じく体液には違いないのだが、トイレの近い人だって、小便が一向に終わらない人なんていない。
鼻水が止まったかと思うと、今度は鼻づまりに苦しむ。
鼻づまりは息が苦しくなるので実に厄介だ。
子供の頃、鼻づまりになった時は鼻水が固まってしまった図を想像していたが、それではただのでっかい鼻クソだ。
鼻づまりとは言うまでもなく鼻の血管が肥大して鼻腔が塞がってしまう現象だが、何のためにこんなことをするのか。
こんなことで苦しむくらいなら、まだ鼻水が出続けた方がマシだ。
こんなことを書きつつ、国王は未だに風邪で苦しんでいる。