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ネターランド王国

国王:ハードフォーク安威川トークン

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:ハードフォーク安威川トークン」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

想い出のフィールド(16)〜長居スタジアム

長居スタジアム(行った回数:数回)


正式名称は大阪市長居陸上競技場
Jリーグのセレッソ大阪の本拠地として知られ、大阪国際女子マラソンのメイン会場であり、2007年には世界陸上が行われた。
そして、2002年のサッカーワールドカップの会場にもなった。
この大会では東京で試合は行われなかったのだから、東京にもなかった大スタジアムが大阪にあったことになる。


事実、長居スタジアムはFIFAワールドカップ規格に見合うように改修された。
5万人収容を誇る大スタンドに、メインスタンドとバックスタンドを覆う大屋根。
陸上競技はもちろん、サッカーだけでなくラグビーやアメリカン・フットボールなどの球技も行われ、特にアメフトでは2007〜2008年には阪神甲子園球場のリニューアル工事に伴い、甲子園ボウル(東西学生王座決定戦)が「甲子園ボウルin Nagai」として、長居スタジアムで行われた。
長居スタジアムはまさしく大阪におけるスポーツ競技のメッカである。


しかしその割りには、長居スタジアムの存在はあまり知られていない。
関西以外の人に「長居スタジアムって知ってるか?」と聞いても、大抵の人は「それって何県にあるんですか?」と答えるだろう。
いや、大阪の人でも「長居スタジアム」という名前に愛着の念を抱いている人は少ないかも知れない。
大阪の人は「甲子園」や「花園」という言葉には特別な響きを感じているが、「長居」と言ってもピンと来ないのだ。
「何か知らんけど、デッカイだけの競技場」という認識しかない。


決してヘンピな場所にあるわけではない。
大阪の球場や競技場の特徴だが、例外なく駅の近くにスタジアムがある。
鉄道と共にスポーツ文化を育んできた大阪らしい現象だろう。
大阪には、最寄駅からシャトルバスでピストン輸送する、というスタジアムは一つもない。
長居スタジアムも例外ではなく、何よりも大阪市内の便利な場所にある。
南の玄関口・天王寺からJR阪和線、もしくは地下鉄御堂筋線に乗って、僅か10分足らずで着く。
また、大阪市内にあるにも関わらず、長居公園内のスタジアムということで、駐車場も完備している。
交通の便としては申し分ない。


にもかかわらず、長居スタジアムの存在感はない。
その理由の一つに、セレッソ大阪の不人気がある。
元々、大阪という土地柄は野球やラグビー、アメフトが盛んで、サッカー熱はさほど高くはない。
そんな大阪で、ガンバ大阪とファンの獲り合いをして、成績でも人気でもガンバの後塵を拝しているのだから、目立たなくて当然だ。
不人気のセレッソに、失礼な言い方をすれば「分不相応な」巨大スタジアムの長居スタジアムが本拠地では、スタンドの閑古鳥の寂しさが倍増するだろう。
これが数年前の、長居スタジアムでのセレッソの公式戦風景である。


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これではさすがにマズいと思ったのか、長居スタジアムの隣りにある長居球技場を常打ちのホームスタジアムにしようとした。
キャパシティも2万人程度と適正である。
だが問題があって、Jリーグでは人工芝を禁じているが、長居球技場は人工芝だった。
そこで長居球技場を芝生に貼り替え、ネーミングライツで「キンチョウスタジアム」として、事実上のセレッソのホームスタジアムとなった。
もちろん、球技専用なので陸上トラックはないし、ホームスタジアムとしては申し分ないだろう。
これがキンチョウスタジアムである(行われている試合はアメフト)。


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とはいえ、長居スタジアムの問題が無くなったわけではない。
大阪府知事および大阪市長は「梅田北ヤードサッカーワールドカップを行うことができる8万人収容の大スタジアムを造る」と寝ぼけたことを言っていたが(後に知事はこの発言を撤回、市長を非難した。なんと節操がないのだろう)、その前に長居公園の整備が先だろう。
どうやら知事は「神宮の森」のようなものを大阪に造りたいらしいが、それなら長居公園をそうすればいいではないか。


結局、梅田北ヤードの8万人大スタジアム構想は、ワールドカップ招致に失敗して頓挫したが、仮に成功しても8万人大スタジアムなど造る必要がない、というよりも罪悪に近いことぐらい、スポーツに精通した人ならわかるだろう。
そんなもの造ったところで、ワールドカップが終わればどうすればいいのか。
維持費だけでも巨額がかさみ、財政が圧迫することは必定である。
これ以上、大阪府や大阪市の赤字を増やす気なのだろうか。
まだオリンピック招致の大失敗に懲りていないのだろうか。


大体、大阪には既に、FIFAワールドカップを行った実績のある長居スタジアムを持っているのである。
それなのに新たに大スタジアムを作る必要など全くない。
これこそ悪名高い箱モノ行政そのものではないか。
一体何を思って、梅田北ヤードに大スタジアムを造ろうとしたのか、理解に苦しむ。


それよりもまず、なぜ長居スタジアムに客が集まらないのか考えろ、と言いたい。
もちろん、ワールドカップやサッカー国際Aマッチなら観客が集まるだろうが、それは長居スタジアムに魅力があるからではない。
FIFAの力が強いだけだ。


神戸ユニバ記念競技場の項でも述べたが、長居スタジアムは日本にある陸上競技場の典型的な無機質な造り。
個性の欠片もない。
場内に入っても、おざなりな売店がある程度で、飲食を楽しむことはできない。
スポーツ文化を理解されているとはとても言い難い。
ビッグイベントがある場合は別にして、もう一度長居スタジアムに来てみたい、という気には全くなれないのだ。


サッカーやラグビー、アメフトを観戦すると、陸上トラックが邪魔で、全く臨場感が味わえない。
日本にはこんな無駄な陸上競技場がなんと多いことか。
大体、陸上競技では満員になることはないのに、これ以上陸上競技場を造る必要など全くない。
いい加減、無駄な大スタンドを擁した陸上競技場を造るのはやめろ、と言いたい。
百害あって一利なし、財政を圧迫するだけだ。
オリンピックでもない限り、陸上競技に大観衆など埋まらない。
2007年の世界陸上で、閑古鳥が鳴いた長居スタジアムがそれを証明したではないか。
それならば、陸上トラックが無い球技場を造った方が遥かにいい。
そうすれば、球技の魅力をファンは存分に味わえるだろう。


要するに、スポーツ文化を全くわかっていない連中が、箱モノ行政の産物である巨大陸上競技場を量産するのである。
長居スタジアムは、その象徴と言えよう。