ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

想い出のフィールド(32)〜お倉ヶ浜球場

お倉ヶ浜球場(行った回数:3回)


宮崎県、日向灘。
この海岸線は見事なまでに真っすぐだ。
宮崎市中心部から約60km、直線状の海岸線を北上すると、宮崎県北部の街・日向市に辿り着く。
そこからさらに約20km北上すると宮崎県最北端である延岡市の中心街となるわけだが、日本で2番目に狭い都道府県である大阪府出身の僕から見ると、宮崎キャンプ巡りをするたびに宮崎県の広さを実感する。
宮崎市から60kmとはどのくらいの距離か?
車に乗って時速60kmで走ると、1時間もかかってしまう距離なのだ(当たり前だ)。
実際には宮崎市から日向市まで続く道路の法定速度がずっと60km/hであるはずがないし、信号や渋滞もあるので、1時間で行くのは不可能だ。


この日向市で、かつてキャンプを張っていたプロ野球チームがある。
それが大阪近鉄バファローズだ。
ちなみに宮崎県最南端のキャンプ地である日南市南郷町(埼玉西武ライオンズのキャンプ地)とは直線距離で約100kmも離れており、いくら宮崎県内とはいえおいそれと交流というわけにもいかないだろう。
日向市からは他のキャンプ地とは離れているので、同じ宮崎キャンプと言っても、別の場所にあると考えた方がいいかも知れない。


近鉄はキャンプ地としてこの日向市にあるお倉ヶ浜球場をメイン球場としていたわけだが、二軍はやはり日向市にある大王谷球場を使用していた。
お倉ヶ浜球場の正式名称は「日向市お倉ヶ浜総合公園野球場」と言い、他の多くのキャンプ地と同じく、総合公園の中にあるので、球場以外の施設もある。
ただし、球場の老朽化が激しく、新しく建てられた室内練習場の「サンドーム日向」以外は、プロのキャンプ地としては適さないものになってきた。
同じ宮崎県内にあるキャンプ地球場のサンマリンスタジアム宮崎、アイビースタジアム、南郷スタジアムに比べると、かなり貧弱と言わざるを得ない。
両翼93m、中堅120mと狭く、フィールドは内野が土、外野は天然芝だが冬芝は枯れ、スコアボードは磁気反転式だがイニングスコアのみ、一応ナイター設備があるとはいえ軟式用であり、収容人員は5,000人と案外多そうだが、これは外野芝生席を含めた人数で、スタンドは古くて粗末だ。
外野の向こうに見えるサンドーム日向だけが立派である。
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こちらはブルペンで、ファンは投球練習を見ることができる。
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僕が初めてお倉ヶ浜球場に行った時、近鉄にはまだ中村紀洋岩隈久志が健在、しかもこの日、この年の夏に控えたアテネ五輪の日本代表監督だった長嶋茂雄が視察に来るとあって、スタンドは超満員だった。
だが、この日がお倉ヶ浜球場にとって、最後に輝いた日となった。


この年のシーズン中に近鉄はオリックス・ブルーウェーブとの合併を発表、翌年からオリックス・バファローズとなり、近鉄球団は消滅した。
ちなみに、長嶋はその後まもなく脳梗塞で倒れ、アテネで采配を振るうことはできなかった。
僕がキャンプ地視察をすると上記のように不幸が巻き起こるので、友人からは死神呼ばわりされた。
酷いことを言うヤツである。


近鉄球団が消滅した翌年、新球団の東北楽天ゴールデンイーグルスの二軍キャンプ地となったが、これも設備の悪さが祟ったのか僅か1年で撤退、日本プロ野球(NPB)のチームがお倉ヶ浜球場でキャンプを張ることはなくなった。
ただし、その後は欽ちゃん球団こと茨城ゴールデンゴールズや、韓国プロ野球(KBO)の起亜タイガースがキャンプ地として使用している。


後年、この両球団のキャンプ視察に行ったが、特に欽ちゃん球団視察の時には、宮崎キャンプ地巡りでは初めて鉄道で現地に行った。
宮崎駅から特急「にちりん」に乗り、日向市駅へ。
僅か45分の旅だった。
これなら車よりもずっと早く、時間さえ合って特急に乗ることができれば、鉄道でも案外便利だと感じたものだ。
だが、お倉ヶ浜球場の最寄りの駅は一つ手前の財光寺駅と聞いていたので、日向市駅からわざわざ普通列車に乗り換えて、一つ駅を戻す形で財光寺駅に行った。
がしかし、これが間違いの始まりだった。


財光寺駅は小さな駅で駅前広場などなく、当然のことながらタクシーなど停まっていない。
最寄駅とは言っても、歩いて行くにはあまりにも遠い。
しまった、タクシー代が少々かかっても、日向市駅で素直に降りておけばよかった。
日向市駅なら間違いなくタクシー乗り場がある。


取り敢えず球場に向かって歩き、途中でタクシーを拾おうと思ったが、タクシーなど走っちゃいない。
わざわざ球場まで歩いて行かなければならないのかと、途方に暮れてトボトボと歩いていたら、奇跡が起きた。
道端にあった古ぼけた店(昔でいう、よろず屋みたいな店)の前に、タクシーが停まっているではないか!
どうやら運ちゃんが買い物をしているらしい。
すぐに店に入り、運ちゃんに乗せてもらうように頼んで、無事にお倉ヶ浜球場へ行くことができた。


それにしても、なんという運の良さだろう。
タクシーはおろか車すら全然走っていないような道で、しかも辺りには店なんて全然ないのに、偶然あった一軒の店で、運ちゃんが買い物をしていたなんて。
いや、よくよく考えてみれば、最初から日向市駅で降りていればこんな目には遭わなかったのだから、運がいいんだか悪いんだか。


やはり宮崎キャンプ地巡りには車は欠かせないと実感した。



<おまけ>宮崎市から日向市に行く途中にある、川南町の「トロントロン」バス停留所
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