先日、遂にデジカメ一眼レフを買った、という記事を書いた。
ところが、試し撮りしてみると、どうも黒い点が目立つ。
中古品とはいえ、カメラのキタムラでは良品として売っていたのだから、これは直してもらわねば、と思った。
もう一つ、気になったのは、前回の日記でも書いたが、AUTOモードにした場合、異様に暗く写ること。
一眼レフとはこんなものかと思ったのだが、この点もキタムラに行って訊いてみよう。
八尾の方に用事があったので、八尾にあるカメラのキタムラにカメラ一式を持ち込んだ。
まずは黒い点から説明する。
すると店員が、確かに黒い点がありますねえ、ただ既にメーカーの対応が終わっている商品なので完全な清掃はできませんが、無償で当店が清掃します、と答えた。
そして、もう一つの気になる点、AUTOモードがやけに暗いことも説明。
すると店員は、これは確かにおかしいですねえ、不良品ですがメーカーの対応が終わっているので返金します、ただし当店では返金対応できないので(実際に買った)奈良県上牧町のキタムラへ行ってください、と言われた。
こうして書くと、ずいぶん迅速な対応に思えるが、実際には店員が出品元である大分のキタムラへ電話したり、上牧のキタムラへ電話したり、PENTAXへ電話したり、試し撮りしたりして、かなりの時間を食ったのである。
結局、上牧のキタムラへ行って返品してきたが、念願の一眼レフが手元にあったのはたった5日間だけだった。
まるで、現役バリバリのメジャー・リーガーとして鳴り物入りで阪神タイガースに入団したものの、「神のお告げ」によりたった7試合で引退したマイク・グリーンウェルみたいではないか。
それにしても、中古とはいえこんな不良品を34,400円で売りつけるとは……。
もうカメラのキタムラは信用せん!"(-""-)"
でも、これがメルカリやネットオークションで購入していたら、もっと揉めていただろう。
返金してもらえただけ、まだマシだったというところか。
それにしても、この1週間で起こったのは、
4代目(ネオ一眼)が故障したため5代目(一眼レフ)をネットで注文
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5代目(一眼レフ)が届く
↓
4代目(ネオ一眼)が奇跡の復活
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5代目(一眼レフ)の不良が発覚して返品
と、一眼レフに関して右往左往した割には、結局は元と全く変わりない状態となった。
こういうのを、大山鳴動してネズミ一匹と言うのだろう。
右往左往したガソリン代と、八尾のキタムラへ行く前にブックオフで買った一眼レフ入門書(220円)が損した形となった。
不幸中の幸いだったのは、四代目(ネオ一眼)が奇跡の復活を遂げたということか。
これからも、まだまだ四代目には活躍してもらわねばなるまい。
カメラのキタムラだけではなく、中古品が信用できなくなった。
もし、次に一眼レフを買うとしたら、高くても新品になるのだろうか……。
幻となった五代目(一眼レフ)はデビュー即引退となっても、筆者は一眼レフを引退したわけではなく、あくまで登録抹消されただけだから。
▼引退すると思われた四代目(ネオ一眼)が現役続行。幻の五代目(一眼レフ)で撮影