カウンター

安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

聖徳太子1400年御遠忌大法会

f:id:aigawa2007:20120926125805j:plain

 

大阪府南東部の太子町叡福寺という寺がある。

町名を見れば判る通り聖徳太子と関係の深い町だ。

この叡福寺には聖徳太子の御廟、つまり墓所がある。

来年(2021年)の4月10日~5月11日に聖徳太子1400年御遠忌大法会が行われるそうだ。

巷では聖徳太子、実は存在しなかった説」が流布しているが、もちろん叡福寺にそんなことは関係ない。

 

f:id:aigawa2007:20200723145717j:plain

 

叡福寺は河内三太子の一つであり、上之太子と呼ばれる。

河内三太子には他に中之太子野中寺大阪府羽曳野市)と、下之太子大聖勝軍寺大阪府八尾市)があって、もちろん聖徳太子と関係が深い。

中でも叡福寺は聖徳太子墓所があるので最も有名だが、その割には知っている人は少ないのではないだろうか。

 

この日も4連休の初日なのに、叡福寺には人影はまばらだった。

これは決して新型コロナウイルスの影響ではないだろう。

「密」とは程遠いのでマスクをしている人もいない。

普段の休日でも、叡福寺の境内はひっそりしている。

同じ聖徳太子ゆかりの寺でも、いつも観光客や遠足および修学旅行客などで賑わっている法隆寺奈良県斑鳩町)とは対照的だ。

ちなみに、法隆寺の拝観料は大人1,500円だが、叡福寺は無料である。

 

▼4連休の初日なのに、叡福寺の境内はひっそりしている

f:id:aigawa2007:20200723145834j:plain

 

叡福寺の駐車場(無料)に、観光バスが停まっていることも少ない(この日も観光バスはなかった)。

叡福寺にいる人たちも、ほとんどは近所の人が散歩がてらに来ているだろう。

ただ、タクシーで乗り付けて来た男性がいて、この人は観光客かも知れない。

観光客というより、歴史好きの可能性が高いだろう。

バス停が目の前にあるのに、わざわざタクシーで来るのはもったいないと思うのだが、バスの本数が少ないので時間が合わなかったのかも知れない。

ちなみに最近、停留所名が「太子前」という判りにくい名前から「聖徳太子御廟前」に変更された。

 

▼叡福寺の前にあるバス停。最近、新しくなって聖徳太子の絵が描いている

f:id:aigawa2007:20200723150315j:plain


叡福寺は(野中寺や大聖勝軍寺もそうだが)法隆寺のように観光地化されていないので、歴史好きはそこが却って魅力のようだ。

ゴールデンウイーク中も穴場なので、来年は叡福寺の聖徳太子1400年御遠忌大法会に行ってみるのもいいかも知れない。

宿泊施設は、叡福寺から徒歩では遠いが車なら5分程度の所に太子温泉がある。

太子町には他にも、推古天皇小野妹子の墓などもあって、奈良の斑鳩や飛鳥に勝るとも劣らない歴史の宝庫だ。

 

▼叡福寺の奥にある、聖徳太子御廟

f:id:aigawa2007:20200723145949j:plain

f:id:aigawa2007:20200723150011j:plain


▼叡福寺の南大門から西方院(日本最古の尼寺と言われる)を望む

f:id:aigawa2007:20200723150226j:plain