今年(2016年)の夏を最後に、PL学園の硬式野球部が休部となる。
今後、活動を再開する見通しは立っていない。
したがって、今夏が見納めになるかも知れないのだ。
大阪大会初戦の(二回戦)の相手は、2011年の夏に甲子園出場した東大阪大柏原。
部員が12人しかいない今のPL学園にとって、荷が重すぎる相手だ。
試合が行われるのは7月15日、花園セントラルスタジアム。
この日がPL学園硬式野球部にとって最後の日になるのだろうか。
そんなPL学園が甲子園を沸かせたのは、試合だけではなく応援もあった。
アルプススタンドで圧倒的な存在感を示した鮮やかな人文字と、レベルの高いブラスバンド。
大阪大会では鳴り物応援は禁止されているし、スタンドの規模からいって人文字応援は無理なので、今夏に甲子園へ出場できなければ、本当に見られなくなってしまう。
そんなPL学園の応援曲を集めてみた。
ウィニング:PLの応援と言えばこれを連想する人も多いはず。昔から使用されており、PLのコンバットマーチ的な存在。プロ野球でもPL出身者の応援曲として使用されることもあった
ヴィクトリー:これも、いかにもPL!という曲。「FIGHT,VICTORY」をアルファベットで叫ぶのが印象的
ツアラ:この曲を攻撃の応援に使用するセンスが凄い!
ヤサカ:メロディは単純なのに、凄い迫力
コスモ:「宇宙戦艦ヤマト」に登場する艦載機「コスモタイガー」のテーマ曲。オープニング曲ではなく、単なる挿入曲を応援曲にするとは……
アラレちゃん:こちらは素直にオープニング曲。この曲がかかると点が入るというジンクスがあった
5.1コール:PL以外の高校では応援曲として使用しないだろうが、何を応援してるんだろう?
では最後に、甲子園で何度も流れたPL学園の校歌。
「永遠の学園」というこの校歌、今後も甲子園で聴けるだろうか。
1987年夏、優勝決定時の校歌と春夏連覇のインタビュー