我が忠勇なるネタラン国民よ、あけましておめでとう。
今年も我がネタラン国のために尽くしてくれたまえ。
それにしても、今年は正月早々いきなり大寒波に襲われた。
雪の被害が少ない大阪府南部でも、1月2日は猛吹雪に見舞われたのである。
とはいえ、雪が積もるまでには至らなかったが、大阪府北部では未だに雪が残っているという。
面積の狭い大阪府でも南北では温度差が随分違うようだが、それでも大阪府南部にそびえる大阪最高峰の金剛山(標高1,125m)は見事な雪化粧となった。
しかし、明くる1月3日(つまり今日)は晴れ間が覗き、1月2日に比べるとかなり暖かくなった。
そこで、前日までは外に出るのも嫌だったが、今日初詣に行くことにしたのである。
百舌鳥(もず)と聞いて、日本史に詳しい人はピンと来るかも知れないが、世界遺産登録を目指している百舌鳥古墳群の真っ只中にある神社であり、すぐ近くには世界最大級の陵墓である仁徳天皇陵がある。
JR阪和線に「百舌鳥(もず)駅」があるが、ここは日本で唯一の漢字三文字、かな二文字の駅だ。
数年前に行った奈良県の橿原神宮に比べれば、百舌鳥八幡宮の規模はずっと小さいが、南海高野線には「百舌鳥八幡駅」という駅もあり、結構知られている。
この日は1月3日にもかかわらず、結構な人出もあり、駐車場に入るまではいささか渋滞したが、それでも思ったよりスムーズに駐車できた。
何よりも駐車料金が無料であり、しかも神社まで近いというのが嬉しい。
人が多すぎて大混雑というのも骨が折れるが、人が少なすぎると初詣という感じがしないので正月気分が味わえない。
だが、この日の百舌鳥八幡宮は程よい混雑ぶりだった。
応神天皇と言えば、実在した最古の天皇という説があり、応神天皇陵は仁徳天皇陵に次ぐ2番目の規模を誇る。
しかし、応神天皇陵は百舌鳥古墳群ではなく古市古墳群にあり、こちらも世界遺産登録を目指しているのだ。
応神天皇を御祭神とする神社が、百舌鳥古墳群のド真中にあるというのも面白い。
ちなみに、引いたおみくじは小吉という、良いのか悪いのかよくわからない結果だった。
それでは、国民の皆様には今年もよろしくお付き合い願いたい。