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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

続・天才マンガ家

先日、大昔の「ナンバー」で連載されていた蛭子能収さんの続き物4コママンガのことを書いた。↓
http://d.hatena.ne.jp/aigawa2007/20071218/1197975621


どうしてもこのマンガ「スポーツマン太郎」の続きが読みたくなって、「ナンバー」を送ってくれた人に、この前後の号は無いでしょうか、と恐る恐る尋ねてみた。
するとその人は、その号の周辺の「ナンバー」を探してくれて、またしてもわざわざ送ってきてくれた。
こんな下らないことに手を煩わせて申し訳ないやら、ワガママは言ってみるもんだと得した気分になるやら、複雑な思いだった。


送られてきた「ナンバー」は、「スポーツマン太郎」の第2回と第8回が収録された二冊。
この二つの4コママンガを読むと、これはやはり続き物だということがわかった。
では、前回に紹介した第9回の話をもう一度おさらいしてみよう。


(1コマ目)一人の男(スポーツマン太郎?)が「キャー、たすけてー」と、宙を「ヒュルルル」と飛ぶボールから逃げ惑っている。ちなみにこのボールには顔があり、ボールかどうかわからないが、ここでは便宜上「ボール」と呼ぶことにする。

(2コマ目)男は追いつかれそうになり「僕が悪かったよー」と泣きそうな顔。

(3コマ目)ボールのドアップ。不気味な顔で、牙を剥き出しにしている。

(4コマ目)ボールが男の首筋に当たり、「ギャーッ」と叫ぶ。ちなみに、ボールが当たったときに「カポッ」という音が鳴っているから噛み付いたものと思われるが、絵を見るとボールの口は男の首筋に当たっていないから、噛み付くのは不可能だ。

(欄外)「さて、どうなる!!作者もわからないまま次号へ!」


では、第2回の内容を要点だけ書いてみる。
普通の人間の赤ん坊が突然、首が廻りだして顔がボールになり、胴体がバットになった。
というところで第2回が終わっているが、どうやら「スポーツマン太郎」とはこのボールとバットのことかもしれない。


話はグーンと飛んで第8回、つまり先日紹介した第9回の前の話。
どういう経緯かはわからないが、野球部らしきところにこのボールとバットが届き、選手たちは目が付いたボールに恐怖を抱き、ポイと捨ててしまった。


そのあと第9回で上記のように突然、野球部員と思われる男がボールに追われるというストーリーだが、第8回と第9回のストーリー展開があまりにも唐突だ。
しかも追われている男は、服装や帽子から見て、このボールを捨てた男ではない。
第2回から第8回までどんなドラマがあったのだろう?
ただ、第8回の最後に蛭子さんが「ボールとバット、そして夕日と子供達……。このマンガにはおちがありません。この芸術的レイアウトをお楽しみください」と書いているので、やはりこのマンガにはオチなど存在しなかったのである。


しかし、蛭子マンガは読めば読むほどナゾが深まるばかりだ。