我が忠勇なるネタラン国民たちよ、明けましておめでとう。
今年も我がネタラン国のために忠誠を尽くしてくれたまえ。
さて、本年2018年は戌年である。
そこで、お犬様に関する諺を見てみよう。
犬に論語(有難味のわからないこと)
犬猿の仲(仲が悪いこと)
犬も歩けば棒に当たる(でしゃばると酷い目に遭うこと。家に閉じこもってないで外出すると幸運に巡り合う、という意味にも使う)
負け犬の遠吠え(本人の前では何も言えないくせに、本人が聞こえない場所では威張る臆病者)
弱い犬ほど良く吠える(上記とほぼ同じ意味)
飼い犬に手を噛まれる(部下に裏切られること)
犬死に(無駄な死に方)
夫婦喧嘩は犬も食わぬ(夫婦喧嘩なんて犬ですら知らんふりするのだから、ほっとけという意味)
犬が西向きゃ尾は東(当たり前のこと)
犬一代に狸一匹(良いチャンスにはなかなか巡り合えないこと)
犬骨折って鷹の餌食(苦労して手に入れた物を他人に奪われること)
犬の糞(汚い物。転じて、軽蔑すべき物。糞は犬の物でなくても汚いと思うが)
犬の糞で敵を討つ(卑怯な手段で仕返しをすること)
犬兎の争い(両者が争って弱り、第三者に利益を獲られること)
犬馬の養い(親を養うのに、 ただ腹を満たすだけで敬愛の念がないこと)
犬馬の歯(犬や馬のように、無駄な年齢を重ねること。「歯」とは「齢」の意味)
一犬虚に吠え万犬これに和す(誰かがいい加減なことを言うと、他の人もつられて確かめもせずに言いふらすこと。ネット社会のようだね)
殿の犬には喰われ損 (権力者に不条理なことをされても、泣き寝入りするしかないこと)
捨て犬に握り飯(骨を折るだけで無駄なこと)
食うだけなら犬でも食う(人間として価値のない、無駄飯ぐらいのこと)
……、犬は人間にとって最も身近な動物なのに、ロクでもない諺のオンパレードである。
かつては我が家にも子犬が紛れ込んできて、そのまま飼っていたことがあったなあ。
残念ながらフィラリアにかかって死んだけど。
今から考えると、あの犬はどこからやって来たんだろう?
それはともかく、お犬様の年もネタラン国をどうぞよろしくお願い申す!ワンワンッ🐶