大阪府富田林市のダイエー富田林店跡に建てられたコノミヤ富田林店、その2階に入居した家電量販店のエディオン富田林店が12月16日にオープンした。
チュートリアル徳井や本田望結が出演していたテレビCMで放送していたので、関西圏の人は見たことがあるかも知れない。
コノミヤのオープンが12月13日だったから、遅れること3日である。
元々は堺市美原区の309号線沿いにあったエディオン美原店を閉店して、富田林に引っ越した形になった。
ただし、エディオン美原店は4階建てで2~4階の3フロアが店舗だったが(1階は駐車場)、エディオン富田林店は2階の1フロアのみ。
しかも、面積が広くなったようには見えなかったから、店の規模としてはかなり縮小された。
他の家電量販店では置いてないような商品も、エディオン美原店に行けば大抵はあったので、そんな店が近所から消えたのはちょっと残念。
これからは、そういう役目の店はエディオン泉北店(堺市南区)になるのだろう。
エディオン美原店はミドリ電化時代からあって、当時は4階の上にあったグリーンの看板がネオンになっており夜になると実に綺麗だったが、その建物が無くなるのは寂しい気がする。
それに、309号線沿いのエディオン美原店は大阪市内から1本で来られるほどアクセスが非常に良かったが、富田林だとかなり遠く、しかも車での来場は不便になった。
もっとも、エディオン美原店は最寄り駅など無いにも等しかったが、エディオン富田林店は駅(近鉄長野線の富田林駅)のすぐ近くなので、電車利用の場合は便利になった。
とはいえ、家電を買う目的でわざわざ富田林まで電車で行く人もあまりいないだろうが。
ただ、富田林駅周辺の家電量販店はジョーシンの1社独占となっていたため、エディオンという強力なライバルの出現に、これからは価格競争が起こるかも知れない。
かつての富田林駅周辺は、ジョーシンの他にも近くには和光デンキや中川ムセン、やや離れた所にマツヤデンキもあって、家電量販店の競争が激しい地域だった。
その後、ジョーシン以外は倒産、あるいは撤退となったが、これからはまた富田林に家電量販店戦争が勃発するのだろう。
それが消費者にとって良い方向に進めばいいのだが。
なお、関係ない話だが前回に少し書いた、コノミヤ富田林店がオープンした時に3階のエントランス(駐車場の出入り口)にあった衣料品の販売店が、早くも無くなっていた。
オープン時のみのセールだったのだろう。
3階のエントランスでは、既に衣料品は売られていない