夏の高校野球地方大会が真っ盛りだが、高校野球といえば勝利校が歌う校歌。
選手たちにとって最も誇らしい瞬間だろう。
しかし、中にはちょっと変わった校歌の学校がある。
そんな中で、対照的な二つの校歌を紹介しよう。
まずは、今や甲子園でもお馴染みとなった、群馬県の健大高崎の校歌。
いきなり英語で始まる詞は、甲子園に全く馴染まない。
メロディも校歌とは無縁で、オールド・ファンは「こんなのは校歌ではない!」と怒り出すだろう。
健大高崎の校歌
そしてもう一つは、大阪府の上宮の校歌。
こちらは健大高崎とは正反対で、ミョーに古臭い歌詞とメロディとなる。
上宮の校歌
上宮の校歌がなぜ古臭いのかといえば、「作詞:法然上人 作曲:古旋律よる」だからだ。
要するに、校歌ではなく浄土宗の宗歌なのである。
歌詞はこちら。
月影の
いたらぬ里は
なけれども
眺むる人の
心にぞ澄む