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ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

RWC2019開催スタジアム

 

2019年に日本で開催される第9回ラグビーワールドカップ(RWC)の開催地が3月2日、アイルランド共和国のダブリンで行われたラグビーワールドカップ・リミテッド(RWCL)で決定した。

その12会場を紹介していこう。

 

注:< >に書かれているのは、現時点(あるいは予定)でのキャパシティ。

6万人以上……開幕戦および決勝戦が可能

プールA……4万人以上(ホスト国あるいは強豪国の試合が可能)

プールB……2万人以上

プールC……1万5千人以上

 

 

①札幌市:札幌ドーム<プールA>

言わずと知れた、北海道日本ハム・ファイターズ(NPB)とコンサドーレ札幌(Jリーグ)の本拠地である。

野球とサッカーを併用できるという非常に珍しい屋根付き球技場であり、野球開催時、即ち普段のフィールドは人工芝だが、サッカー開催時には屋外で養生されている天然芝をスタジアムの中に入れるという、世界初の画期的システムを実現したドームだ。

当然、ラグビー開催時もフィールドは天然芝になるだろう。

収容人員数はサッカー開催時で41,484人と申し分なく(野球開催時は40,476人)、2002年のFIFAワールドカップの試合会場にもなった。

アクセスは、札幌駅から札幌市営地下鉄東豊線に乗って約13分の福住駅から徒歩約10分。

駐車場もあるが、シャトルバスも運行されているので、札幌ドームでは公共交通機関の利用を呼びかけている。

詳しくは「想い出のフィールド」を参照されたい。

 

岩手県釜石市釜石鵜住居復興スタジアム(仮称・未完成)<プールC>

1978~84年度、日本選手権7連覇の偉業を成し遂げた新日本製鐵釜石(現:釜石シーウェイブス)のお膝元だった岩手県釜石市

それだけに釜石市民のラグビーに対する愛着は強く、東日本大震災で大被害を被ったにもかかわらず熱心なRWC誘致活動を行った。

その情熱が伝わったのか、RWC基準を満たしたスタジアムがないのに、見事開催地に選ばれたのである。

新スタジアムのキャパシティは、プールC基準を僅かに超える16,187人を予定しており、そのためホスト国である日本代表や強豪国の試合は行えないが、釜石市民はそれでも満足だろう。

もちろん、新スタジアムの建設だけでなく、アクセス面での整備や、復興半ばなのにRWCを開催している場合ではないという批判もあり、課題は山積みである。

なお、そのアクセスについてはJR山田線、そして三陸鉄道南リアス線の釜石駅からバスの運行が予定されており(約20分)、また鵜住居駅が復旧すれば同駅から徒歩約5分となる。


③埼玉県・熊谷市熊谷ラグビー場<プールB>

東京の秩父宮ラグビー場、大阪の花園ラグビー場、名古屋の瑞穂ラグビー場と並ぶ、日本では数少ないラグビー専用スタジアム。

埼玉県には野球(埼玉西武ライオンズ)の所沢市、サッカー(浦和レッズ大宮アルディージャ)のさいたま市があるが、それに対して熊谷市は「ラグビータウン熊谷」と名乗るほどラグビーに力を入れている。

熊谷ラグビー場は関東大学ラグビー(対抗戦およびリーグ戦)に加え、全国高校選抜ラグビー大会(高校野球で言えば春のセンバツ)も行われるようになった。

しかし、その割には熊谷ラグビー場を本拠地とするトップリーグのチームもなく、今季は公式戦が行われなかったのはあまりにも寂しい。

収容人員は公称24,000人となっているが、とてもそれほどのキャパシティがあるとは思えず、おそらく超満員になっても2万人も入らないだろう。

ナイター設備や大型スクリーンもなく、スタンドも含め大改修が必要だ。

今のところ、芝生席を全て固定席にして実質2万人というプールBクラスのスタジアムを目指すという。

しかし、器の方が改善しても、アクセス面で問題が残る。

最寄駅はJR高崎線の熊谷駅だが、HPを見るとここから徒歩約50分(!)と書かれている(そんな非現実的なこと、いちいち書かんでよろしい)。

当然、駅からバスに乗ることになるが、バスでも10~15分かかり、交通の便はかなり悪い。

駐車場はあるが、公園内でかなり分散されており、遠い所だとかなり歩かなければならないだろう。

RWC仕様にするのはかなりハードルが高そうだが、ラグビータウンに恥じないスタジアムにしてもらいたいところだ。


④東京都:新国立競技場(未完成)<6万人以上>

日本でRWCが行われる翌年、つまり2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場になるのは周知のところ。

RWC2019でも、開幕戦と決勝戦が行われる予定になっている。

収容人員数は約8万人となっており、日本最大のスタジアムになるのは間違いない。

開閉式のドームになる予定で、実現すれば快適でゴージャスな観戦が可能になるだろう。

もちろん、現在の国立競技場がある場所に建てられるので、最寄駅は東京メトロ大江戸線の国立競技場前駅、JR総武線の千駄ケ谷駅および信濃町駅と3つも徒歩圏内の駅があり、交通の便は非常に良い。

いいことずくめと思われる新国立競技場だが、問題がないわけではない。

設備が豪華すぎるために、最後まで建設コスト面で揉めに揉めた。

さらに、本当に2019年までに間に合うのかという心配もある。

2020年の東京オリンピックには意地でも間に合わせるだろうが、工事が遅れたら下手すれば「ラグビーの方は諦めようか」なんてことにもなりかねない。

完成が間に合ったとしても、新国立競技場にとっての真打ちは東京オリンピックなのだから、当然のことながら陸上用のトラックはある。

陸上トラックがある競技場でラグビーやサッカーを見ると、ピッチがスタンドからかなり離れるので臨場感に欠け、球技ファンからの評判はすこぶる付きで悪いのだ。

これまで、RWCの決勝戦は臨場感あふれるスタジアムで行われていたので、海外のラグビーファンからはブーイングが起こるかも知れない。

また、開閉式ドームということで日光が差し込む割合が低く、芝生が育ちにくいという指摘もある。

果たして、RWCの開幕戦および決勝戦にふさわしいスタジアムになるかどうか、これからの手腕が問われる。


 ⑤神奈川県・横浜市横浜国際総合競技場<6万人以上>

通称、日産スタジアム

2002年のFIFAワールドカップ決勝戦が行なわれたことで知られている。

また、Jリーグの横浜F・マリノスの本拠地であり、サッカーの新メッカ的な存在である。

収容人員数は72,327人という、現時点で日本最大のスタジアムだ。

アクセスは、新横浜駅からJR横浜線に乗って約3分で小机駅に着き、そこから徒歩約7分と、ちょっと遠いがまずまずである。

さすがはサッカーW杯の決勝会場だが、やはりここも陸上トラックがあるのが玉にキズだ。

RWC2019の開催地が決まった時、外国人記者からいの一番で飛んだのが「陸上トラックがあるスタジアムはどうするのか」という質問である。

この国の競技場は、どうして陸上トラックを備え付けたがるのだろう。

その点では埼玉スタジアム2002の方がRWCの会場としてふさわしそうだが、こちらはサッカー専用スタジアムのため、ラグビー用に使用するとピッチがやや短くなる。


⑥静岡県:小笠山総合運動公園エコパスタジアム<プールA>

静岡県袋井市にあり、静岡エコパスタジアムの愛称が付いている。

収容人員数は50,889人を誇り、2002年のFIFAワールドカップの試合会場にもなった。

しかし、Jリーグの試合は行われるものの、特定の本拠地として使用するチームはなく、やや宝の持ち腐れ感はある。

ここもやはり陸上トラックがあるのが気になるところ。

アクセスはJR東海道本線の愛野駅から徒歩約15分で、お世辞にもいいとは言えない。

サッカーどころの静岡で、ラグビーの集客がどれだけ見込めるか。


⑦愛知県・豊田市豊田スタジアム<プールA>

トップリーグトヨタ自動車ヴェルブリッツおよび豊田自動織機シャトルズが本拠地として使用し、Jリーグの名古屋グランパスエイトの本拠地としても知られる。

FIFAクラブワールドカップトヨタカップ)の会場としても使用されたことがあり、収容人員数は45,000人。

陸上トラックがない球技専用スタジアムで、スタンドは屋根が覆い、施設面では申し分ない。

不満があるとすればアクセス面の悪さで、名古屋駅から最寄駅である名鉄豊田線豊田市駅まで乗り継ぎで約1時間もかかり、そこから徒歩で約15分とかなり遠い。

日本のスタジアムも、もう少し交通の便を考えてもらいたいところだ。


大阪府東大阪市花園ラグビー場<プールB>

全国高校ラグビーの会場として知られるラグビーの聖地。

トップリーグ近鉄ライナーズの本拠地でもある。

当然のことながらラグビー専用スタジアムなので陸上トラックもなく、見やすさは抜群だ。

また、日本では野球場以外はスタジアム内の飲食店などの施設が貧弱だが、花園は野球場でない割にはまずまず充実している。

アクセスは、大阪難波駅から近鉄奈良線に乗って約20分で東花園駅に着き、そこから徒歩約10分とやや遠いが、こちらもまずまず。

でもやはり、課題は多い。

まず、ラグビーの聖地ながらナイター設備も大型スクリーンもなく、設置が必要だ。

また、収容人員数は公称3万人だが、第1グラウンドで満員になっても2万人程度で、大都市の大阪でRWCを開催するならスタンドの増設は必須だろう。

また、スタンド内の付帯施設はまずまず充実していると書いたものの、それは日本の他のスタジアムに比べたらという意味で、RWCを行うならもっと充実させなければならない。

アクセス面でも、現状の駅ホームでは手狭すぎ、多くの人が集まりすぎると事故が起こる危険性もある。

広大な駐車場もあるが、目の前の道が片側1車線の狭い道路が1本あるだけなので、渋滞は必至だ。

それらの問題があるため、所有者が近畿日本鉄道近鉄)から東大阪市に譲渡されるが、当然改修費用には税金が投入されるので、市民感情も心配である。

諸問題を解決し、RWCを立派に成功させることで、改めて「ラグビーの聖地」の称号を得ることができるだろう。

その他、詳しくは「想い出のフィールド」で。


⑨神戸市:御崎公園球技場<プールB>

ネーミングライツにより、現在は「ノエビアスタジアム神戸(略称:ノエスタ)」と呼ばれる。

トップリーグ神戸製鋼コベルコスティーラーズの本拠地であり、Jリーグのヴィッセル神戸の本拠地でもある、まさしく港町・神戸のシンボル的なスタジアムだ。

2002年のFIFAワールドカップの会場にもなり、2003年の大晦日には格闘技の祭典「INOKI BOM-BA-YE」が開催されたことでも知られる。

開閉式ドームの快適な環境で、陸上トラックのない球技専用、収容人員数も34,000人と適正だ。

スタジアム内も、飲食店などの付帯施設も充実している。

アクセスも、神戸の中心街である三宮・花時計前駅から神戸市営地下鉄海岸線に乗って約10分、御崎公園駅から徒歩約5分と申し分ない。

おそらく、RWC2019の会場としては最もバランスが取れているのではないか。

問題があるとすれば、屋根が開いている状態でもフィールドのかなりの部分を覆っているため日光が入りにくく、芝生の育ちが悪いことだろう。

また、電車路線も事実上地下鉄1本のため(JR和田岬線和田岬駅もあるが、こちらは平日の通勤時間帯しか運行していない)、駅や地下鉄がかなり混雑するだろう、ということだ。

しかしそれは、JR和田岬線の臨時列車などを走らせることで、ある程度は解消されるかも知れない。

詳しくは「想い出のフィールド」をご覧になって欲しい。

 

⑩福岡市:東平尾公園博多の森球技場<プールB>

こんな長ったらしい名前、聞いてもピンと来ない人がほとんどだろうが、要するにレベルファイブスタジアムレベスタ)のことだ。

トップリーグでは九州電力キューデンヴォルテクスコカ・コーラレッドスパークス、Jリーグではアビスパ福岡が本拠地としている。

陸上トラックののない球技専用スタジアムで、メインスタンドとバックスタンドが屋根で覆われており、ファンにとっては満足度が高いだろう。

収容人員は22,563人とやや少ないが、改修の予定はないようだ。

アクセスは、福岡空港から徒歩25分とかなり遠いが、バス利用だと約10分。

交通の便がいいとはとても言えないが、福岡空港からは近いので、他の地方から来るのには便利だ。

ただ、九州一の大都市・福岡のスタジアムとしては、やや物足りないかも知れない。

 

熊本県熊本市熊本県民総合運動公園陸上競技場<プールB>

ネーミングライツにより愛称は「うまかな・よかなスタジアム」。

Jリーグのロアッソ熊本の本拠地であり、トップリーグでも使用されている。

ロアッソ熊本はJ1の経験はないものの、このスタジアムの収容人員は32,000人とかなり多い。

陸上競技場なので、当然のことながら陸上トラックは付いている。

アクセスは、JR豊肥線三里木駅タクシーで5~10分となっているので、バスは走っていないのだろう。

RWCではシャトルバスぐらい走らせるのだろうが……。

路線バス利用だと、熊本駅から50分もかかってしまう。

こんな場所にあって、32,000人のスタンドが満員になるのだろうか?


大分県大分スポーツ公園総合競技場<プールA>

現在はネーミングライツにより「大分銀行ドーム」という味気ない名前が付いている。

「ドーム」と銘打ちながら、今では試合中に屋根を閉じることはないようだ。

また、総合競技場というだけあって、陸上トラックも付いている。

Jリーグの大分トリニータの本拠地であり、2002年のFIFAワールドカップの会場としても知られる。

サッカーW杯で使用されただけあって、収容人員数は40,000人と立派なものだ。

正直言って、ラグビーにあまり縁がない大分に4万人も集まるのか疑問である。

福岡のレベスタと取り替えて欲しいぐらいだ。

アクセスもいいとは言えず、大分駅から路線バスで35~45分。

それでも、RWCの会場として立候補し、選出されたのだから、4万人集める努力をしてもらいたい。

 

 

以上、12会場を紹介したが、参考になれば幸いだ。

今回、一つ一つのスタジアムを洗ってみて、改めて実感したのは、日本のスポーツ文化はやはり貧困だということである。