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ネターランド王国

国王:ハードフォーク安威川トークン

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:ハードフォーク安威川トークン」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

赤青対決

12月15日、阪神甲子園球場に行ってきた。

アメリカン・フットボールのパナソニック杯毎日甲子園ボウルを見るためである。

かつての甲子園ボウルは東西大学王座決定戦、即ち関東代表と関西代表で優勝を争っていたが、2009年度から全日本大学選手権決勝戦と位置づけられ、関東と関西以外の大学にも門戸が開かれた。

もっとも、関東と関西の実力は他を圧しており、事実上は関東×関西という構図に変わりはないが。

 

今年の対戦は、東日本代表が日本大学フェニックス、西日本代表が関西学院大学ファイターズという顔合わせとなった。

まさしく東西を代表する名門校同士の対決である。

関学大は48回目の甲子園ボウル出場、去年までの優勝回数は25回といずれも最多を誇り、一方の日大も32回目の甲子園ボウル出場、去年までの優勝回数は20回と、いずれも関学大に次いで2位であり、他校に大きく水を開けている。

日大が赤、関学大が青のユニフォームで激突する「赤青対決」は、冬の甲子園の風物詩だった。

 

だが、平成に入って両校の対戦はパッタリ途絶えた。

平成元年に両校が対戦、45-14で日大が完勝してからは、赤青対決が見られなくなったのである。

平成2年に日大が京都大学ギャングスターズを34-7で一蹴して甲子園ボウル3連覇、さらにライスボウル(日本選手権)でも社会人王者の松下電工インパルスを35-13で圧倒して3年連続日本一になって以降は、甲子園ボウルには全く出場できなくなったのだ。

日大の代わりに、関東では法政大学トマホークスが台頭し、甲子園ボウルの常連となったのである。

関西リーグでも、関学大と京大のライバル関係に立命館大学パンサーズが割って入り、さらに関西大学カイザースも実力を付けてきた。

この群雄割拠が関西のレベルを上げ、大学アメフト界は大学スポーツには珍しく西高東低となった。

平成以降、関西代表は今年まで19勝5敗1分と、関東代表を圧倒している。

 

平成19年、日大は17年ぶりに関東を制し、甲子園ボウルに出場した。

しかも相手は関学大

18年ぶりの赤青対決である。

だが、この年の甲子園球場は改装中で使用できず、長居スタジアムで行われた。

さらに、当時の規定でビジター扱いの日大は赤いユニフォームを使用できず、ビジター用の白いユニフォームだった。

実はこの時、僕は初めて日大×関学大を観に行ったのだが、甲子園ではなかったこと、そして赤青対決にならなかったのは実に残念だった。

それでも、関学大41-38日大●という大熱戦となり、試合内容には大いに満足した。

 

そして平成23年、22年ぶりに甲子園での日大×関学大が行われた。

しかもこの時には規定が変わって、両校と大会本部が認めればお互いにホーム用のユニフォームでもOKとなったのである。

かくして、甲子園に赤青対決が蘇った。

 

かつて、甲子園ボウルといえば、フィールドは甲子園球場の外野の芝生部分を横に使っていた。

もちろん、ほとんどの日大×関学大も、その仕様で行われていたのである。

ただし、20世紀最後の日大×関学大は、バックネットからバックスクリーンへと、縦に使ったのだ。

この時、内野の土部分はそのまま使用された。

 

平成23年の日大×関学大も、バックネットからバックスクリーンへ縦方向にフィールドを設置したのである。

ただし、この年は内野の土部分にも臨時の芝生が植えられた。

試合の方は、24-3で関学大の完勝だった。

 

そして今年の平成25年、僕は日大×関学大を初めて甲子園で見た。

もちろん、ユニフォームも赤青対決である。

フィールドもかつての横方向ではなく、縦方向だった。

縦方向の甲子園ボウルを見るのも初めてだったが、東京ドームと違い、一塁側の内野席やアルプス席から見やすいように、15°傾けて設置されていた。

確かに一塁側からは見やすいが、三塁側からはかなり遠くなってしまう。

今年は関学大がホームとあって、見やすい一塁側の内野席やアルプス席は早々と売り切れていた。

 

平成18年に見たときの甲子園ボウル(法大×関学大)。外野の芝生、横方向にフィールドが設置されていた。内野の土部分には仮説スタンドが建てられている

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今年(平成25年)の甲子園ボウル。バックスクリーンすぐ横の右中間側から撮影。バックネットからバックスクリーンまで縦方向だが真っ直ぐではなく、15°傾いている。そのため、レフト側のアウト・オブ・バウンズが異様に広い

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一塁側の内野席およびアルプス席は売り切れていたので、やむなく外野自由席チケットを購入。

試合開始1時間前には球場に着いていたので、ライト側のアルプス席に近い部分には座れるだろうと思っていたが、既に満員だった。

それでも、なんとか一番隅の席に座ることができた。

しかし、すぐ左側にはスタンドを区切る高いフェンスがあるので、バックネット近くの攻防は見にくい。

しかもライトポールがある。

ポールは仕方ないにせよ、あの高いフェンスはどうにかならんか。

これではアメフトのみならず、本来の野球も実に見にくい。

 

試合が始まった。

予想では関学大が有利。

それでも関西リーグでは立命大に0-0のスコアレスドローを演じており、攻撃に爆発力がないのが不安材料。

しかも西日本代表決定戦では、メンバー落としをしたものの格下の名城大学(東海代表)に34-14と大苦戦を強いられた。

関学大の強力ディフェンス陣を、日大の一年生クォーターバック(QB)の高橋遼平が伝統の「日大ショットガン」を駆使し、いかに打ち破るかが焦点となった。

 

第1クオーター、関学大はいきなり攻め込む。

敵陣ゴール前、関学大は攻めに攻めるも日大ディフェンス陣が踏ん張り、なんとかフォース・ダウンまで耐え抜いた。

しかし関学大はフィールド・ゴール(FG)を狙わず、ギャンブルに出た。

確かにここでタッチダウン(TD)を奪えば一気に主導権を握ることができるが、試合が始まったばかりだから、着実に3点を奪う方が得策じゃないのか?

結局、日大ディフェンス陣はTDを許さず関学大のギャンブルは失敗し、試合は予断を許さない展開となった。

 

だが関学大の優位は変わらず、内容で日大を圧倒した。

特に関学大のディフェンス陣は日大QBの高橋をサックし、完全に動きを封じ込めた。

それでも、試合内容ほど点差は開かない。

10ー3と関学大のリードで前半を折り返すが、まだまだ試合の行方はわからなかった。

その空気が一変したのは、第3クォーターでの関学大のFGだった。

奪ったのはたったの3点だったが、この得点によりTDと2ポイント・コンバージョンでも同点に追い付けない点差となり、関学大は余裕を持って試合運びを進めた。

逆に日大は焦ってしまい、無理なロングパスを仕掛けて、ことごとく失敗したのである。

 

第3クォーターで、関学大がフィールド・ゴール(FG)を狙う。これが決まり、関学大は試合を有利に進めた

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関学大は第1クオーターのギャンブル以外は無理な攻撃をせず、第4クォーターは着実に得点を重ねた。

日大は試合終了間際にTDを奪うも焼け石に水、9ー23で関学大の軍門に下った。

もちろん、地元の関学大の応援が圧倒的多数、甲子園は歓喜に包まれた。

関学大が3連覇、26度目の優勝である。

 

関学大は来年の1月3日、ライスボウルの東京ドームで社会人王者のオービック・シーガルズと対戦する。

3年連続の対決だが、関学大はいずれも社会人王者の前に屈している。

それでも、過去2年はオービック相手に善戦した。

アメフトは前にも書いたように、大学スポーツでは珍しく西高東低であり、さらに大学が社会人に勝つ可能性があるスポーツである。

ライスボウルでは自慢のディフェンス陣を爆発させて、関学大には2度目の日本一になってもらいたいものだ。