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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

造幣局・桜の通り抜け

今年も大阪・造幣局での桜の通り抜けが始まった。

通称「通り抜け」と呼ばれる、大阪における春の風物詩で、始まったのは1883年(明治16年)と歴史はかなり古く、今年は130周年だ。

3月下旬~4月上旬に満開となるソメイヨシノと比べると遅咲きの八重桜を中心に植えられており、「通り抜け」は毎年4月中旬に開催される。

造幣局というのは言うまでもなく、日本の硬貨が造られている独立行政法人だ。

 

日本人というのは、ほぼ例外なく桜が好きである。

春という特別な時期に、見事に開花して美しい姿を見せ、僅か一週間ほどであっという間に散ってしまう。

そんな潔さが、日本人の心情に合っているのだろう。

桜はバラ科の植物だ。

バラといえば、誇り高きイギリスの国花でもある。

同じ島国のイギリスではバラを崇拝し、日本では桜を愛するのは偶然だろうか。

 

「通り抜け」が行われるのは大阪城の北西、大川の西岸となる。

大川とは、かつては淀川の本流であり、江戸時代以前では大阪城の北西付近で淀川と大和川が合流して大阪湾に注いでいた。

現在では、大川より北側を流れている、恐ろしく太い新淀川が淀川の本流となっている。

「通り抜け」は大川に架かる天満橋から始まり、大川沿いを北に向かって560m歩き、桜宮橋に至る道程だ。

つまり、南から北への一方通行である。

 

 

「通り抜け」の起点となる天満橋駅(京阪本線および地下鉄谷町線)。この時期になると多くの人でごった返す

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天満橋から見た、大川を隔てた京橋付近のビル群。この辺りが大阪ビジネスパークとなっている

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天満橋を渡ると、右折して大川沿いの道路を歩く。

この時期になると凄い人だかりである。

実は僕は、この近くにある専門学校にパソコンを習いに通ったことがあって、懐かしい気持ちがした。

もちろん普段は、こんなに人が通ることはない。

賑やかになるのは、「通り抜け」の時と天神祭の時だけだ。

 

 

この大川沿いの道路は、「通り抜け」開催期間中はホコ天となっており、露店が並んでいる

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いよいよ南門に到着し。桜の通り抜けが始まる。

ここから北門までの560mは、完全な一方通行だ。

それでも、人が多くてノロノロ歩き、さらにみんな写真を撮ったりするので、遅々として進まない。

「通り抜け」区間は露店もなく、飲食は禁止で、もちろん喫煙も御法度だ。

ここからは、「通り抜け」560m区間を写真で楽しんでいただこう。

 

 

満開からはちょっと散り始めている八重桜

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途中には「貨幣セット」なんて商品が売られているブースもある。さすが商都大阪

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今年の花の「天の川」。残念ながら、もう既にかなり散っていた

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元々は東京の荒川沿いにあったという「渦桜」

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造幣局をバックに乱れ咲く八重桜

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「通り抜け」が終わると、帰り道の大川沿いに露店が並ぶ

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「通り抜け」が終わり、出口の北門を出て、すぐ東に架かる桜宮橋から大川を撮影。大阪名物の水上バスアクアライナー)が大川を走る。「水の都」大阪の象徴だ

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桜宮橋から見た大阪城

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以上、「通り抜け」を楽しんでいただけただろうか。

ただ、残念だったのは、今年は開花が早かったせいか、この日はかなり桜が散っていたことだ。

例年だったら、満開の八重桜をもっと堪能できたに違いない。

 

なお、今年の「通り抜け」は4月22日(月)まで。

時間はAM10:00(土日は9:00)~PM9:00までで、夜になるとライトアップされて夜桜が楽しめる。