久宝寺緑地野球場（行った回数：１回）
松原ジャンクションから近畿自動車道に入り、吹田に向けて北上すると、八尾インターチェンジ付近で左下に広大な緑地が見える。
さらにその中には野球場があるのがハッキリわかる。
この緑地とは久宝寺緑地であり、その中にあるのが久宝寺緑地野球場（以下、久宝寺球場）だ。
久宝寺球場がある八尾市は大阪府中東部にあり、大阪市の東、東大阪市の南に位置する。
桑田真澄がＰＬ学園入学まで育った地としても有名だ。
最寄駅はＪＲ大和路線（関西本線）の加美駅だが、徒歩約１５分と結構遠く、しかも普通しか停まらないのが難点だ。
一つ隣りの久宝寺駅からは加美駅よりもちょっと遠くなるが、この駅には快速が停まるし、おおさか東線も通っているので加美駅よりは便利かも知れない。
ただ、いずれにしても電車での利用は不便で、緑地内には駐車場も備えてあり、近畿自動車道の下には一般道の大阪中央環状線が通っているので、車での来場の方が遥かに便利だろう。
久宝寺球場は万博球場や住之江球場と共に、夏の高校野球大阪大会の会場として長年使用されてきた。
久宝寺球場もそれらの球場と同じく、両翼９１．４ｍ、中堅１２０ｍと昔ながらの狭い球場である。
収容人員は２，５００人とスタンドはこじんまりしていて、ナイター設備など当然なく、ただスコアボードだけが磁気反転式となっているだけで、他は古さを感じさせる球場だ。
少年野球ならいざ知らず、シニアレベルではほとんど高校野球だけのためにあるような球場と言ってもいいくらいで、久宝寺球場というとすぐに夏の大阪大会を連想する。
緑地の中にあるので、夏の大阪大会期間中はセミがミンミン鳴いてうるさいぐらいだ。
でもそこがかえって夏を感じさせる要因であり、小規模ながら売店があるのも嬉しい。
また久宝寺緑地内には、プールやテニスコート、様々な施設を備えた公園などが多数あるので、夏休み中の子供を連れて行って、野球観戦のあとはそこで一緒に遊ぶのもいいだろう。
久宝寺緑地の動画
