ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

電子たばこ

今朝の朝日新聞に、電子たばこが本当に禁煙効果があるのか、という記事が出ていた。
こんなもん、最初から禁煙効果なんてないとわかりきってる。


電子たばこを簡単に説明すると、充電した電子タバコを吸うと先が火が点いたように赤くなり、本物のような煙が出て、煙草を吸ったような気分になれるもの。
この煙は水蒸気でニコチンなどの有害物質は含まれておらず、健康を害さず周りに迷惑をかけずに、しかも禁煙効果も期待できる、という謳い文句だ。


しかし、なぜ煙草を吸うのか、という根本的なメカニズムと電子たばこは全く関係ないので、禁煙効果など期待できるわけがない。
もし電子たばこのおかげで禁煙できたという人がいたならば、その人は最初から電子たばこなどなくても禁煙できた人だ。


喫煙者がなぜ煙草を吸うのかというと、ニコチンが切れたからである。
煙草を吸うとニコチンが素早く体内に入り、そして消えようとする。
そして体内からニコチンが消えてしまうと、体が再びニコチンを欲求し、次の煙草に火を点ける。


つまり、ニコチンに依存しているのだ。
そのメカニズムは麻薬と全く一緒である。


ニコチンに依存している人が、水蒸気をいくら吸っても何の満足感も得られない。
いくら電子たばこで本物の煙草を吸った気分になっても、体の欲求は抑えられないのだ。


では、ニコチンガムやニコチンパッチなどの禁煙補助剤はどうか?
こちらは、電子たばこと違い、ちゃんと(という言い方もおかしいが)ニコチンが含まれている。
つまり、禁煙した際にどうしてもニコチンに対する禁断症状が出てしまうので、それを緩和するためにニコチンガムを噛んだり、ニコチンパッチを体に貼ったりして、体内にニコチンを吸収するのである。
そして徐々にニコチンの量を減らしていき、最後には禁煙に成功する、という寸法だ。


こちらは電子たばこと違って根拠があり、禁煙成功例も多くあるようだが、問題がないわけではない。
いや、一つ間違えると電子たばこよりも厄介な代物だ。
電子たばこの場合は前述のように禁煙効果はほとんど期待できないが、使用したところで喫煙者がそのまま普通に喫煙を続けるのに過ぎない。


しかし喫煙者が禁煙しようとニコチンガムやニコチンパッチを使用するということは、ニコチン依存がそのまま続くということだ。
つまり、いつまでたってもニコチンが欲する状態が続き、例えば禁煙場所でニコチンガムを噛んでしまい、結局はニコチン摂取量が増えてしまう、ということにもなりかねない。
これら禁煙補助剤のために、より重度のニコチン依存症にもなりうるのだ。


禁煙をすると、基本的には麻薬と同じなので必ず禁断症状(離脱症状)が現れる。
ただ、禁断症状は麻薬よりも遥かに軽いものであり(といっても、麻薬の経験はないのでどんな禁断症状かはわからないが)、地獄のような苦しみを味わうことはない。
せいぜいニコチンが欲しくなってイライラしたり、頭がボーっとしたり、人によってはちょっと頭痛がする程度だ。
この禁断症状がどれぐらい続くかは個人差はあるが、短い人で三日ぐらい、普通の人で一週間、どれだけ長くても三週間もあれば完全にニコチン中毒からは解放される。


そうすれば晴れて禁煙成功だが、まだ問題は残っている。
それが心理的依存症だ。
体内はもうニコチンを欲してなくても、脳内にニコチンを欲しがる心理がまだ残っているのである。


ある芸人が禁煙に成功し、2ヶ月程たった頃、こんな気分になったらしい。
「俺、ホンマに禁煙できたんかな?試しに一本吸ったろ」
で、友人に煙草を一本もらって一服。
途端にむせてしまった。
「ゲホッ、ゲホッ!なんやこれ!今までこんな不味いもん吸うてたんか!もう大丈夫、二度と煙草なんて吸えへんわ」


そして数時間後。
「もう大丈夫やと思うけど、試しにもう一本くれや。ゲホッ!ああ、やっぱり不味い。もう大丈夫や」


で、数時間後に「試しにもう一本」。さらに「もう一本」。
こうしてめでたく喫煙生活の復活である。


いくらニコチンを欲しない体になっても、一本煙草を吸ってしまうと体内にニコチンが入り込み、ニコチン依存症に戻ってしまう。
ニコチンは麻薬のように強烈な禁断症状がない代わりに、簡単に依存症になれるのだ。


そのため、いくら禁煙に成功しても、心理的な依存にだけは気を付けなければならない。
よく医者は「煙草を吸いたくなったら代用品を使え」と言う。
代用品とは、ガム(ニコチン入りではない)や飴玉のことで、上記の電子たばこや禁煙パイポも一種の代用品だ。
しかし代用品に頼ってしまうと、結局心理的依存から抜け出せないことにもなる。
もちろん、代用品を使って禁煙に成功した人も少なくないが、再び喫煙者に戻る可能性もあるので、代用品は使わないのが理想だ。


禁煙は難しそうなので、減煙から始めよう、という人がいる。
つまり、徐々に煙草を減らしていって、最後に禁煙しようというわけだ。


しかし断言するが、こんな方法で禁煙なんかできるわけがない。
煙草を減らしてもニコチンに対する渇望感が増えるだけで、結局は誘惑に負けて今まで以上に吸ってしまうのがオチだ。
止めるならスパッと止めなければならない。


そして禁煙をするなら、あくまでも自分の意思で煙草を止めること。
「妻や家族に言われたから」
「恋人に言われたから」
「会社や上司に言われたから」
という理由で禁煙しても、結局は「禁煙させられている」という気持ちが残っているので、長続きはしないだろう。


ただし、
「最近は喫煙場所が減ったし、知り合いに嫌煙家が増えたので堂々と煙草すら吸えない。気を使って喫煙したり、長時間の乗り物で煙草を我慢しなければならないのなら、いっそ止めちまえ!」
という動機ならば、禁煙は成功するかも知れない。
ちなみにそれが、僕が禁煙した理由である。


煙草は10月から増税され、値上がりする。
セブンスターが440円になる。
僕がまだ喫煙者だった頃はセブンスターが220円だったから、たった10年間で倍の値段になったわけだ。


ホント、禁煙して良かった。