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ネターランド王国

国王:ハードフォーク安威川トークン

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:ハードフォーク安威川トークン」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

もう一つの甲子園

いよいよ夏の高校野球も大詰めを迎えた。
え、もう終わったんじゃないかって?
いやいや、硬式ではなく軟式の方。
現在、第55回全国高等学校軟式野球選手権大会が明石公園野球場と高砂市野球場で行われている。


この大会は以前、藤井寺球場とPL球場で行われていた。
姉の母校が在学中に全国大会に出場して、PL球場へ観に行ったそうだ。
その母校とPL球場は同じ富田林市内にある。
ちなみに、今年の大会でも同市内の初芝富田林が大阪代表で出場していたが、残念ながら初戦敗退してしまった。


高砂球場には以前、国体で行ったことがあるので(当時早実の選手だった斎藤佑樹が出場していた)、明石球場に行くことにした。
梅田から明石まで、阪神電車直通特急を利用した。
直通特急とは、梅田から山陽姫路まで、三つの鉄道会社を一本で結ぶ特急のことである。
特急と言っても特急料金は取らず、普通料金の私鉄としてはかなり長い距離だ。
三つの鉄道会社とは、阪神電鉄(梅田〜元町)、神戸高速鉄道(元町〜西代)、山陽電鉄(西代〜山陽姫路)のことである。
これだけ長い距離を走るのだから、特急料金を取る指定席車ぐらい連結してもいいのではと思うが、梅田から姫路まで通しで直通特急を利用する人はまずいまい。
いや、梅田から明石でも、直通特急に乗る人はほとんどいないだろう。
普通の人は同じ区間を走るJRを利用するはずで、なぜならJRの方が所要時間が遥かに短いからだ。
それなのに直通特急を利用する奇特な人とは、まず間違いなく鉄ちゃんだろう。
いや、僕が鉄ちゃんというわけではないが、阪神電車では甲子園までしか乗ったことがないので、甲子園以西を体験してみたかったのだ。


阪神梅田駅から、甲子園へ行くときにはいつも乗る直通特急に乗り込んだ。
甲子園まではお馴染みの風景で、それを越えると未知の世界になる。
すいすいと直通特急は快調に飛ばし、神戸の中心地・三宮に着いた。
ここからはしばらく地下を通ることになるが、場内アナウンスで恐ろしいことを言った。
「三宮から須磨まで各駅に停まります」
す、須磨まで各駅?
神戸のド真ん中から、海水浴場がすぐ近くにあるところまで、各駅停車??
どれだけの距離があるんだ?
場内アナウンスにウソはなく(当たり前だ)、直通特急は地下をトロトロトロトロ、各駅に停車してくれた。
これのどこが特急だ!?
数えてみると、三宮から山陽須磨の間の停車駅は、なんと11個。
つまり、三宮と山陽須磨を合わせると、13駅連続で停車したことになる。
これでよくも特急でございと言えたものだ。
まあそれでも、地下から地上に出たら海沿いを走り、また明石海峡大橋など見られて、楽しい車窓を味わいながら1時間8分かけてようやく山陽明石に着いた。


明石公園は明石城を取り囲んだ公園だ。


この日は準々決勝が行われた。
明石球場で二試合、高砂球場で二試合である。
準々決勝と言っても、全国大会出場校は16校だから、初戦を勝てばベスト8だ。

入場料は無料だが、ちゃんと売店があってソフトドリンクはもちろん、ビールや缶チューハイ、弁当や軽食も売っていた。
舞洲球場や南港中央球場も見習ってもらいたいものだ。


能代(北東北・秋田)×羽黒(南東北・山形)という、東北勢同士の対戦。
スコアボードのボールカウント表示は既にBSO方式になっている。


甲子園なら全校生徒が応援に来るだろうが、やはり軟式野球では準々決勝でもそういうわけにはいかず、羽黒は東北から来るだけでも大変なので、野球部員と関係者のみが声を枯らして応援していた。
もちろん、鳴り物の応援はない。


ところが同じ東北の能代は、もちろん全校生徒ではないが応援団がやってきて、ブラスバンドによる応援を繰り広げていた。


この明石球場は、硬式高校野球兵庫県大会のメイン球場でもある。
80年代ぐらいまではプロ野球常打ち球場でも両翼が91mぐらいだったが、明石球場は昔からずっと両翼100mだった。

その頃はオーバーフェンスのホームランなど見たことがなく、外野に大飛球が飛ぶと
「今の打球は、甲子園だったらラッキーゾーンに入ってホームランでしたね」
なんて会話がアナウンサーと解説者の間でなされていた。


こんな広い球場では、あまり飛ばない軟球でオーバーフェンスなどまず不可能である。
最近の軟球はかなり飛ぶようにモデルチェンジされたが、それでも外野守備はこんなに浅い。


さらにスクイズ警戒になると、セカンドとショートが極端に前進してきて、投球と同時にショートが前に突っ込んでくる。

硬式野球ではファーストかサードが前に突っ込むが、軟式ではどうしてショートが前に来るのだろう。
軟球はよく弾むので、叩きつけて打ったらショートの頭を越してしまいそうだ。
(注……後で知ったことだが、軟式野球独特の「ランナー三塁でのヒットエンドラン」に備えるためのシフトのようだ)

レベルはと言うと……、やはり硬式よりは落ちる。
なんでもない打球を弾くなど、エラーが多くみられた。
ただし、ジャストミートしないと軟球が潰れて円盤状になることが多いため、イレギュラー・バウンドになる確率が高いせいでもある。


試合が終われば、甲子園と同じように校歌の斉唱もあった(写真は前の試合の新田高校)。

もっとも「明石の土」をかき集める光景はなかったが。


野球の方は早めに切り上げて、せっかく来たのだから明石城に寄って行こうと思った。
明石城まで約7分」という道標に従って明石城を目指したが、なかなか天守閣が現れない。
クソ暑い中、階段を登って探してみても見当たらず、また道標を見たら明石城を通り過ぎたようだ。


あまりの暑さでギブアップ寸前の時に、ようやく気付いた。
要するに、明石城には天守閣がないのだ。
球場から見えた、巽櫓と坤櫓があるのみ。

骨折り損のくたびれ儲けとはこのことだ。
よく調べもせずに、行き当たりばったりで行動するからこういうことになる。


無駄な時間を過ごし、タイムリミットになってしまったので、帰りは当然JRの新快速に乗り込んだ。
JRの新快速は速いのなんの。
JRのレール幅は狭軌で、阪神(もちろん山陽も)は新幹線と同じ標準軌なのに、スピードではJRが圧倒している。
停まる駅も異様に少なくて、明石を出たら次に停まるのは神戸である。
阪神―山陽の直通特急の同じ区間山陽明石高速神戸の間の停車駅は、なんと12個。
直通特急が12駅停まっている間に、新快速は全部すっとばすんだから速いわけだ。
行きとは違って、あっという間に神戸に着いた。
神戸から大阪までも停車駅は少なく、僅か三つ。
一方の直通特急は、高速神戸から梅田の間は9駅も停まった。
結局、明石から大阪までたったの37分で着いてしまった。
直通特急の梅田〜山陽明石に比べて、31分も早かった。
特急よりも新快速の方が遥かに早いという、名称通りとはいかない話である。


<おまけショット>


いずれもJRの新快速内から撮ったもの。


明石海峡大橋


須磨海岸から大阪湾を越えて、遠く和泉山脈を望む。神戸の西端から和歌山にまたがる山々が見られるのも面白い。