ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

なんと見事な平城京

日本の都として奈良に平城京が開かれたのが710年。
今年は遷都以来1300年目に当たるとして、奈良ではイベントが開かれている。
そのイメージキャラクターの「せんとくん」が可愛くないと不評だったのが全国ニュースとなって、かえってこのイベントの知名度を高めることになり、結果的にはケガの功名となった。
だが、それでもこのイベントには問題があるらしい。


まず、このイベントの内容を知らない人がほとんど、ということだ。
そのため、今年に入っても奈良の観光客数は例年とさほど変わらないらしい。
それどころか、地元の奈良県民ですら、どんなイベントをするのか知らない有様だ。


さらに、信じられないデータがある。
なんと奈良県は、宿泊者数で全国47都道府県中、最下位なのだ。


京都と並ぶ観光地である奈良が、なぜ宿泊者数が全国最少なのか?
普通では考えられない現象である。
観光地であるからこそ、多くの人が宿泊するのが道理だ。


まず理由として挙げられるのが、大阪や京都から近い、ということだ。
遠方から奈良見物に行く、と言っても、奈良観光だけで終わらせる人はまずいない。
大抵の人は、新幹線で大阪や京都に来てから奈良に行くから、大阪や京都に宿をとる人が多いのだ。
たとえば、昼間に大阪に着いてそのまま大阪見物して夜は大阪に泊まり、翌日は奈良から京都へ行って、そのまま帰るパターン。
それとは逆に、昼間に京都に着いてそのまま京都見物して京都で一泊、翌日は奈良から大阪へ行って、そのまま帰るパターン。
いずれも奈良に泊まる必要はない。
さらに、JR西日本が行っていた「三都物語」のキャンペーンの「三都」とは、京都・大阪・神戸であって、奈良は外されていた。


もう一つの理由として、奈良の県民性が挙げられる。
「京都の着倒れ」「大阪の食い倒れ」「神戸の履き倒れ」に対し、「奈良の寝倒れ」という言葉がある。
奈良県民の夜は早く、すぐに寝てしまう。
そのため、奈良市内の繁華街でも、夜9時になるとほとんどの店がシャッターを閉めてしまう。
日本の代表的な観光地が、夜9時になると眠ってしまうのだ。
「夜遅くなったらどうせ客は少なくなるんやから、店を開けていてもしょうがない」と奈良県民は考えるのである。
夜の街を楽しめないのだから、奈良に宿泊しても面白くない。
それで観光客は、大阪のキタやミナミ、京都の祇園という夜の街を楽しむべく、奈良には泊まらずに大阪や京都に泊まるのである。


また、奈良は食い物が美味くない、という有り難くない定評もある。
食い倒れの大阪、京料理の京都、神戸牛や中華料理が楽しめる神戸に比べて、奈良には特別美味しいものがない。
奈良で有名なのは、奈良漬と柿の葉寿司ぐらい。でも、いずれも保存食だ。
内陸部の奈良には、海の幸はない。
京都には京漬物があって、それを引き立てるのが京都の美味い米なのだが、奈良には美味い米もない。
奈良県の平野部はだだっ広いだけで、水田よりも畑の方が目立つ。
土地の美味い食い物を食うというのが旅の楽しみであるが、奈良にはその楽しみも無いのである。


京都に行くと、千年間も日本の首都を守ってきた歴史の奥深さ、しつこさを感じざるを得ない。
しかし、奈良は京都よりも歴史は古いのに、そこまでの奥深さは感じられない。
京都人は何よりも京都人としてのプライドを持っており、他府県の人から見れば鬱陶しいぐらいだが、奈良人にはそんなプライドはない。
京都人は大阪をバカにしているが、奈良県は大阪府のベッドタウン化して、奈良県民は「奈良府民」という感じになっている。
奈良県の中枢部にはJRや近鉄が走っていて、大阪や京都に行くには非常に便利だ。
それがかえって、奈良のアイデンティティを失っているようにも感じる。


奈良県には、平城京があった奈良市以外にも、飛鳥の里や吉野など、歴史好きから見れば京都以上に魅力的なスポットが沢山ある。
だが、それらのスポットは、普通の観光客にとってみればさほど楽しい観光地ではない。
さらに、飛鳥の里や吉野は奈良市内から遠く離れており、奈良県の史跡を訪ねようとすると一日仕事になってしまう。
それなら、奈良市内を観光した後、京都に移動した方が観光気分を味わえる、というわけである。
これは実にもったいない話で、実は奈良県内だけでも充分に観光を楽しめるのである。
京都・大阪・神戸とセットで奈良に行くのではなく、奈良単独で観光をすればよいのだ。
つまり、奈良市内に泊まって、飛鳥の里や吉野をじっくりと探索すればいい。
あるいは、自然豊かな吉野に泊まるという手もある。


そして、こんなプランも考えてみた。
年末から正月にかけて、東大阪市近鉄花園ラグビー場では全国高校ラグビー大会が行われるが、出場する多くの高校が奈良県内のホテルや旅館に宿泊する。
奈良県内から花園ラグビー場へは近鉄電車や高速道路ですぐに行けるので、奈良県に宿泊する高校が多いのだ。
そこでこの地理的好条件を活かし、ラグビー観戦ツアーを組めばいい。
正月の花園には、全国から高校生が集まってくる。
奈良県はそれに乗らない手はない。


さらに、高校野球の春夏の甲子園では、今までは大阪と神戸周辺で宿泊する高校ばかりだったが、阪神なんば線の開通により、奈良と甲子園が一本で繋がれた。
つまり、奈良から甲子園まですぐに行けるようになったのだ。
これにより、甲子園出場校が奈良に宿泊することも可能になった。
そして、応援団も奈良に宿泊するという選択肢もできた。
もちろん、甲子園観戦客も、奈良に泊まって甲子園に行き、試合が終われば奈良観光、ということもできるわけである。
これは阪神タイガースファンでも同じことで、「甲子園に行くなら奈良に泊まろうキャンペーン」なんて行ってもいい。


観光地として名高い奈良だからこそ、宿泊客数ワースト1、という汚名を晴らしてもらいたい。