ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

関東遠征初日(埼玉編)

ラグビーSNSで、あるラグビー雑誌編集部が、6月12日(金)にオフ会をやりましょう、という告知を出した。
もちろん東京で、である。
こんなオフ会を関西で開催のは極めて難しいので、ぜひとも上京して参加したかったが、野球シーズン中はまず無理だろうと諦めていた。
もし上京できるとすれば、条件は以下の三つ。


(1)12日当日に阪神戦があってはならない。もし無くても、予備日でもダメ。予備日だと雨天中止の関係で阪神戦が組まれる可能性がある。
(2)前後の11日と13日の阪神戦が関東で行わなければダメ。甲子園だと論外。
(3)13日の阪神戦がデーゲームでなければならない。ナイトゲームではダメ。


この三つの条件のうち一つでも外れれば、上京はできないということになる。
そこで阪神戦の日程を調べてみた。
まず12日は試合予定がなく、予備日でもない完全休養日なので(1)はクリア。
11日は西武ドーム、13日は千葉マリンスタジアムでの試合なので(2)もクリア。
さらに13日の千葉マリンはデーゲームなので(3)もクリア。


なんと奇跡的に三つの条件を見事にクリアしたのである。
これは交流戦日程だからこそクリアできたのだ。
もし普通の公式戦なら、金曜日はほぼ間違いなく試合がある。
さらに、西武ドームと千葉マリンが逆でも、おそらく無理だっただろう。
11日が千葉マリンだと雨天中止の恐れがあるので、12日は予備日になる可能性が高い。
だが西武ドームだと雨天中止がないので、予備日にならずに済んだ。
しかも、西武ドームも千葉マリンも、いずれも行ったことがない球場だ。
1回の上京で未体験の球場を二つも体験できる。
これを一石二鳥というのだろう。


オフ会は高田馬場で行うという。
高田馬場なら西武新宿線が通じているので行き易い。
早速、周辺のホテルを探してみた。
すると、西武新宿駅と新大久保駅のちょうど中間地点に格安のホテル(カプセルではない)があった。
新宿界隈、しかも二つの駅へ徒歩3分程度で行ける位置に、この値段なのかと驚いたほどだ。
西武新宿駅は言うまでもなく西武新宿線の起点である。
西武ドームへも行き易い。


せっかく東京に行くのだから、お世話になっている野球雑誌の編集部も訪ねようと思った。
そこで編集部に問い合わせると、12日の午前中に来て下さいと快諾を得た。
また間のいいことに、野球雑誌編集部は6月に世田谷からJRの新宿駅近くに引っ越してきたばかりだ。
ホテルからはやや遠いが、歩いて行けない距離ではない。
ちなみにこの日は、明治神宮球場で全日本大学野球選手権が行われている。


これで関東遠征のスケジュールが決まった。


(11日)上京してチェックインのあと、西武新宿線で西武ドームへ行き、埼玉西武×阪神戦を観戦。
(12日)午前中は野球雑誌編集部に行ったあと神宮へ移動。夜は高田馬場でラグビー雑誌オフ会。
(13日)チェックアウト後、千葉へ移動して千葉ロッテ×阪神戦を観戦。そのあと帰阪。


一石二鳥どころか一石五鳥に値する。


かくして11日、上京した。
約2年ぶりぐらいの東京である。
新幹線で東京に着いたのは3時15分ごろ、そこから中央線と山手線を乗り継いで新大久保にあるホテルに向かった。
新大久保と言えば焼肉で有名なコリアンタウン。
だから大阪の鶴橋みたいに駅にまで焼肉の匂いが充満しているのかと思えば、そんなことは全然ない。
次の日、オフ会でそのことを話したら、大阪に何度も来ている人が「いや、鶴橋が特殊なんですよ」と笑っていた。


4時ごろ、ホテルに着いた。
たしかに駅からは近いが、実にヘンピな所にある。
チェーン展開をしているようにはとても思えず、「○○ホテル」という看板がなければ、この建物がホテルとはとても思えないであろう。
本当はチェックインは5時からなのだが、特別に頼んで早くしてもらった。
5時にチェックインすれば、とても試合には間に合わない。
試合後にチェックインするという手もあるが、それをやるとチェックイン最終時間に間に合わない可能性が極めて高い。
チェックイン最終時間は午後10時である。


ホテルに着いたとき、オバちゃんが玄関の扉を磨いていた。
事情を話して中に入れてもらうと、主人のオッちゃんは時間外のせいか、ランニングシャツ姿だった。
どうやら主人はこのホテルで寝泊まりしているらしく、個人経営していると思われる。
部屋に案内してもらうと、ベッドとテレビがあるだけの狭い部屋で、バストイレなし。
共同トイレは男女が分かれていない。
さらに、風呂は大浴場ではなく個人用のため、好きな時に入る、ということはできない。
どうりで安いわけだ。
ただ、試合後にこの風呂に入ったのだが、中は清潔で、個人用と言ってもかなり広く、二人ぐらいなら充分入れる広さだ。
むしろ、窮屈なユニットバスでシャワーだけで済ますよりも、ゆったりと湯船に浸かりたいのなら、こちらの風呂の方が断然いいだろう。
ただし、入浴時間は30分程度だが。


部屋に荷物を置いて西武新宿駅へ。
阪急電鉄の梅田駅や南海電鉄難波駅など、関西大手私鉄のドでかいターミナル駅を見慣れた身からすると、西武新宿駅は実にショボい。
なにしろ、3番線までしかホームが無い。


さっき、西武ドームに行ったことがないと書いたが、実は西武ドーム近くまでは行ったことがある。
その時は友人と一緒に西武球場前駅まで、西武新宿線で行ったのだ。
その時にも西武新宿駅から乗ったのだが、天下の西武鉄道にしては実にショボいターミナルだなあと思ったものだ。
なぜ西武球場前まで行ったのかと言えば、その友人が尾崎豊の大ファンで、狭山丘陵にある尾崎豊の墓に行きたいと言い出したのだ。
西武新宿から西武球場前まで直通電車があるわけではなく、2度ほど乗り換えた記憶がある。
なんて遠いんだろうと思ったと同時に、徐々に田舎風景になっていく景色を見て、本当にこんな所にプロ野球本拠地球場があるのか、と思ったほどだ。
西武球場前駅に着いたのはいいが、そこから尾崎豊の墓までの行き方がわからない。
僕は、駅前なら待合タクシー乗り場があるだろうと安易に思っていたのだが、そんなものはどこにもない。
要するに、ライオンズを見たければ西武鉄道を利用しなさい、ということなのか。
とりあえず、近くの道に出て墓のありそうな方向へ歩いて行き、途中でタクシーを拾おうとしたのだが、その道にもタクシーなんて走っちゃいない。
いや、普通の車すらほとんど走っていないのだから、ヒッチハイクすらできない(そんなことをする度胸もないけど)。
ましてや、僕は尾崎豊に対する思い入れなど全然ないのだから、モチベーションは下がるばかり。
しかし友人はテンションが上がりまくりで、起伏の激しい坂でも元気で走り、ダルダルの僕に対して「なにしとんねん、はよ来いや」と促す。
なんでお前の我がままに付き合わなアカンねん、と思いつつ、実はこのあと東京に戻って他の友人たちと遊ぶ約束をしていたから、早く墓参りを済ませて東京に戻らなければならない。
30分ほどかかってようやく尾崎豊の墓を見つけた。
墓にはファンからのメッセージが書き込まれていて、生前彼が好きだったタバコや缶ビールが供えられていた。
墓参りを終えて、西武球場前に着いた頃には、駅は人でごった返していた。
この日はナイトゲームで西武×福岡ダイエー(現・福岡ソフトバンク)の試合が行われる予定で、しかも先発は西武が西口文也、ダイエーが工藤公康(現・横浜)という当時の両エースだった。
まだ西武球場に屋根が付いていなかった時代である。
その友人というのもホークスファンなので、野球をぜひ見たかったのだが、東京での約束があったので仕方がない。
後ろ髪を引かれる思いで東京に戻った。
帰りは西武池袋線で池袋に向かったが、このときも2度ほど乗り換えをした記憶がある。
ちなみに、この日の西武×ダイエー戦は1対0で西口が完封、稀に見る投手戦だったようなので、翌日の新聞を見て「観ておけば良かった」と地団駄を踏んで悔やんだものだ。


思わぬ昔話になってしまったが、話を現代に戻すと、西武新宿駅から西武新宿線に乗り込んだ。
駅のショボさが証明するように、乗客が実に少ない。
JRの新宿駅とはエライ違いである。
しかし、次の駅である高田馬場駅に着くと、どっと乗客がなだれ込んできた。
こちらは山手線との乗り換えが便利なので、こちらの方が重要な駅なのだろう。
大阪で言えば、近鉄難波駅(現・大阪難波駅)が近鉄のターミナル駅だった頃、環状線との乗り換えが便利な鶴橋駅の方が乗降客が多い、といったところか。
あるいは「新宿線」と名乗りたかった西武鉄道が、新宿近くにわざわざターミナル駅を造ったのかも知れない。
「西武高田馬場線」ではちょっとサマにならない。


ただ、乗客の少ない西武新宿駅から乗ったので、ゆったりと座れることができた。
拝島行きの急行に乗ったのだが、直通で西武球場前まで行けないのは前回で経験済みだ。
だが、どう乗り換えたのは全然覚えていない。
路線図を見ても実にややこしかったが、どうやら萩山という駅で乗り換えるらしい。
萩山駅から西武遊園地駅行きに乗った。
途中で「武蔵大和」駅という、凄い駅名があった。
大日本帝国海軍が世界に誇った超ド級戦艦名が二つも付いている。
西武遊園地駅で山口線レオライナーに乗り換え。
このレオライナー、大阪で言えばニュートラム、東京ではゆりかもめのような可愛い車体で、ゴムタイヤでトロトロ進む。
行きはいいけど帰りは相当混雑するだろうなあと思いつつ、車窓のゴルフ場を見つめていた。
前回、西武球場前まで行ったときは、レオライナーに乗った記憶はない。
あの時はおそらく駅員に訊いた経路を辿って西武新宿から西武球場前まで行ったのだろうが、レオライナーには乗らなかったはずだ。
どういう経路で行ったのだろうか。


西武新宿から1時間かかって、ようやく西武球場前に着いた。
池袋や所沢から来たのか、狭山線のドでかいホームから人が溢れてくる。
西武新宿よりもこちらの方がよほどターミナル駅に相応しい。
ただし、周りには球場以外に何もないが。
田舎風景から球場前に来ると人が多くて、やっと野球場に来た、という実感が湧いてくる。
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周りからは「やっぱり阪神戦は違うよね」という声が聞こえてくる。
他のカードではもっと人は少ないのだろう。
球場の外では様々な店が出店していて、イベントも行われていた。
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こういうものは、甲子園ではなかなかお目にかかれない。
この二日後に行く千葉マリンスタジアムでもこういう催しをやっていた。
阪神は、かつての巨人のような殿様商売になりつつあるのかも知れない。
だとしたら、人気にアグラをかいている現状が続くのは極めて危険である。
阪神球団は今のうちからファンサービスを真剣に考えるべきだろう。


いよいよ初体験となる西武ドームの中に入ることにした。
西武ドームと言えば、日本初の掘り下げ式球場として有名である。
福岡市にあったクラウンライターライオンズ西武グループが買収して本拠地を埼玉県所沢市に移転し、西武ライオンズが生まれた1979年にオープンしたのが西武ライオンズ球場(現・西武ドーム)である。
この年、阪神から西武に移籍した田淵幸一をモチーフにしたギャグ漫画「がんばれ!!タブチくん!!」に登場するミヨ子夫人が、田舎にできた真新しい西武球場のことを「でっかい野ツボみたい」と表現した。


試合後、帰路につく観客がスタンドの上に登って行く風景をテレビで見て実に奇異に感じたが、それが掘り下げ式球場なのだ。
ただ、頭ではわかっていても実感は湧かない。
要するに、掘り下げ式ということは、この球場は建物ではないのである。
実際に入ってみて、初めてそのことが実感できた。
入口は2ヵ所のみ、それもセンターのスコアボードがら、ライト側とレフト側に分かれているだけ。
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球場が建物ではない、ということは、結構スゴイことなのだ。
普通はネット裏入口、一塁側入口、三塁側入口、レフト側入口、ライト側入口と分かれている。
甲子園などはもっと細かく分かれている。
しかし、西武ドームはその原則が通用しない。
なにしろ「建物」ではないのだから、グラウンドを含むスタンドは全て地下だ。
モグラでもなければその間から入ることはできない。


野球場で一番いい席と言えば、もちろんネット裏。
当然、この席の値段が最も高く、大抵の球場は最寄りの駅から一番近い所にネット裏席の入口がある。
ところが西武ドームは、入口がセンタースコアボード脇しかないのだから、ネット裏の観客が一番遠くまでテクテク歩かなければならない。
いちばん高いチケットを持っている客が一番しんどい思いをする、こんな不条理な球場もないだろう。


さらに、この球場の不条理な点を見つけた。
センターの入口から入って、内野席に向かうと緩やかなスロープを登って行くことになる。
なぜこんな構造なのかというと、外野席よりも内野席の方が高い造りになっているからだ。
僕が持っていたチケットは一塁側内野指定席A、グラウンドに近い結構いい席である。
ところが、この席に行くにはスロープを登りきったところからグラウンドレベルまで降りて行かなければならない。
まあ、それはいい。
席を確認してそこに荷物を置いて、さあ食い物でも買いに行こうかと思うと、売店はそのスロープの所にしかないのだ。
グラウンドレベルにいる高い入場料を払った観客は、売店に行くときは長い階段をえっちらおっちら登って行かなければならない。
上の方の安い席の観客は、すぐに食い物を手に入れることができる。
こんな理不尽な球場は来たことがない。
ただ、このときは気付かなかったが、今年からスタンドの中腹のバックネット寄りに売店がオープンしたのでマシにはなようだ。
それでも一塁側と三塁側にそれぞれ1ヵ所ずつなので、不便なことには変わりがない。


試合が始まり、ゲーム中盤まで進んでも、阪神戦の割には客足はイマイチ。
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やはり立地条件の悪さが原因だろうか。
東京都心から1時間もかかるのなら、平日のナイターにはなかなか行きにくい。
現在ではどうか知らないが、知っている人の話によるとナイターがあるときは池袋から直通の出ているが、その直通列車に乗ると試合開始に間に合わないらしい。
元々西武球団が発足した時は東京からの集客を見込んでいたようだが、やはりアクセスの悪さがネックになった。
そこで近年は「埼玉西武」と名称を変えて埼玉の地元球団としてアピールしているようだが、同じ埼玉県の浦和や上尾からは行きにくいだろう。
ちなみにこの日の観衆は28,371人で、完売にはならなかった。


僕が座った席は前述したように一塁側の内野席。
今年から西武ドームは三塁側をホームとしたため、この日の一塁側は阪神で、もちろん周りは阪神ファンだらけ。
全体を見ても、西武ファンよりも阪神ファンの方が多かった。


そんな阪神ファンの中、一人スコアブックを付けている僕は、周りの人の目には実に異様に映っただろう。
いや、プロ野球の球場でスコアブックを付けている人など、皆無と言っていい。
そんな変人は、僕か磯山さやかぐらいのものだ。
隣りには近所から来たと思われる、オジサンと小学生ぐらいの娘の阪神ファン親子が座っていたが、二人とも僕のスコアブックをちらちら見ながら「何をしているのだろう」という雰囲気だった。
きっと帰り道で「隣りにヘンな人がいたね」なんて話をしていたに違いない。


試合の方は、6対5で西武が勝った。
阪神は珍しく新井とブラゼルのツーラン2本で追いすがったが、一歩及ばなかった。
つまらないミスで余計な点をやり過ぎた。
特に2回裏、無死一、二塁で平尾がセカンドゴロ。
ところがこれをセカンドの関本が弾き、それを拾いに行ったところで一塁走者のG.G.佐藤とぶつかった。
これが関本の走塁妨害をとられ、全ての走者が生きた。
当然、真弓監督が「走塁妨害ではなく、守備妨害ではないか」と抗議したが、判定は覆らなかった。
関本がボールを弾く前に一塁走者とぶつかれば、故意か否かは関係なく守備優先で一塁走者の守備妨害となるが、このケースでは関本の守備機会は既に終えているので走塁妨害を取られたのである。
そして、関本にはエラーが付いた。
生観戦をしているときに限って、こんなややこしいプレーが生まれる。


試合が終わり、球場を出ようとしたとき、人がほとんどいなくなった外野の人工芝席が見えた。
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屋根がなかった頃の西武球場は、このエリアは芝生席で、客が少なかったナイターでは立入禁止だった。
だが、土日のデーゲームでは芝生席が解放され、実に気持ち良さそうな席だった。
西武黄金時代は、日本シリーズはデーゲームで行われていて、秋の日差しを浴びる西武球場が実に美しかったのを憶えている。
そして、秋の西武球場は日が落ちるのが早く、試合の終盤になると暮れなずむ夕映えの西武球場に、カクテル光線が輝いていたのは情緒的だった。
屋根がなかった頃の西武球場にぜひ行ってみたかった。


球場を出て、駅に行くと狭山線のホームは人で溢れていた。
だが、レオライナー山口線は寂しいもの。
と言っても、車両が小さいから、やはり超満員だ。
西武遊園地駅で乗り換えて小平駅に行くと、もう西武新宿方面に乗る人はほとんどいない。
みんな仕事帰りに西武ドームによって、そのまま埼玉に帰る人ばかりなのだろうか。


長い道のりを経て、ようやく10時半ごろに西武新宿に着いた。
スコアを付けている間は何も食べられないので、試合開始前にホットドックを食べたきりだ。
ホテルの門限は午前0時なので、まだ食事する時間はある。
近くの中華料理屋でラーメンとチャーハンを食った。
この辺りは韓国人のみならず、中国人も多くいるらしい。
その店の人も中国語らしき言葉を話していた。


それにしても、西武新宿周辺はJRの新宿とは全く違う。
どこから人が溢れて来るのかと思われるような新宿と違って、活気というものが全くない。
狭い路地をパラパラ歩いている人がいるだけだ。
その代わり、いかがわしい店がやたら多く、周辺を歩くたびに、何人ものお姉さん方から「ちょっとお兄さん」と声をかけられた。
もう「お兄さん」という年齢でもないのだが、「社長さん」と呼ばれるほどの貫録もないらしい。


もちろん、そんなお誘いは一切無視した。
なにしろ、門限が午前0時なのである(門限がなかったらお誘いに乗ってたんかい!)。


結局、この日は夜の新宿も、夜の西武新宿も堪能することなく、関東遠征初日を終えた。