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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

偏見実況生放送

昨日の日テレの「深イイ話」は巨人×阪神戦形式になっていて、江川卓掛布雅之も出演していた。
話題となった、江川と小林繁が共演した「黄桜」のCM紹介の時、島田紳助が言った。

「関西ではねえ、子供の頃から『江川は悪いヤツや』という教育を受けてるんです」


江川が引退してテレビの司会をやっていた頃、ゲストとして上岡龍太郎が出演したことがある。

「僕ねえ、上岡さんと会うのが怖かったんですよ。上岡さんは阪神ファンでしょ。ウラでは相当僕の悪口を言ってたんじゃないかと思って」

こう言う江川に対し、上岡が反論した。

「何を失礼なことを。オモテで言うてましたよ」

さらに、野球オンチの女性タレントに向かって上岡が言った。

「(江川を指さして)知ってまっか?悪い事やったんでっせ〜」

しかしその女性タレントが、

「でも、いい選手だったことは認めてるんでしょ?」

と言うと、上岡は、

「そらもう、スゴいピッチャーでしたよ。最近の若いピッチャーが江川さんの真似して、手を抜いてチンタラ投げたがるけど、江川さんとはモノが違います。江川さんやからこそチンタラ投げとったんです」

と答えた。
江川はもう取りつくシマもない。
もっとも、後には二人でゴルフに行ったりしていたから、上岡も個人的に憎んでいたわけではない。


江川がまだ現役だった頃、オープン戦の阪神×巨人戦を、上岡龍太郎がラジオで実況したことがある。
その名も「偏見実況生放送」で、阪神の影のオーナーを自称する上岡がヒイキの引き倒しのような実況中継をしようという番組だった。


「阪神のマウンド上には池田。サインを覗きこみます。腰に手を当てる仕草が決まっております。バッターボックスの原とは全然貫禄が違います。第一球、投げた!ボール。原、バットが出かかりましたが止まりました。あの程度のボール球に手が出そうになるとは、実力が違いすぎます。これで四番を打たなければならないのですから、原があまりにもかわいそう」

「巨人のマウンドにはサウスポーの木下が上ります。兵庫県出身の木下。関西出身者がなぜ悪の球団に入らなければならないのでしょうか。木下が江川、桑田のような悪に染まらないことを祈るばかりであります」

だが巨人に点が入ると、それまで饒舌だった上岡が急に黙ってしまう。

「……えー、んー、あー。なんか打ったみたいです」

この日は残念ながら江川は登板しなかったが、もし登板していればどんな実況になっていたか聴きたかったところだ。
しかしこんな偏見放送も、上岡龍太郎の話芸とキャラクターがあればこそ成り立つのである。


島田紳助が心の師匠にしていたのが上岡龍太郎で、上岡が2000年で芸能界を引退すると表明した時、紳助は必死で慰留した。


「師匠、辞めんといてください。師匠が辞めたら僕は誰を目標にしたらいいんですか」
「なに言うてるねん。キミはとっくに僕を越えてるんやで」


上岡の言葉を聞いたとき、紳助は


「オレはもう、上岡龍太郎を越えたんや\(^o^)/」


と、内心で大喜びしたとか。


もっともこれは紳助のネタで、実際には上岡の励ましに紳助は大泣きしたという。