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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

宿命の出会い

今日はアメリカンフットボールの東西大学王座決定戦、毎日甲子園ボウルinNAGAIが行われる日。
いつものようにネタラン国王邸を出て、金剛バスに乗り込んだ。
すると、奇妙ないでたちの男がバスに乗り込んできた。
大阪芸術大学近くのバス停だったので、おそらく芸大生だったのだろう。
その男の頭はスキンヘッドで、鼻にピアスをし、さらに左耳には大きなピアスを2つ、小さなピアスを3つも付けていた。
見ているだけで痛々しい。
しかも、右耳には何も付けられていない。
この男にはどんなこだわりがあるのだろうか。
もしケンカになったら、この男はどう戦うのだろう。
ピアスを引っ張られたら、痛さのあまりにギブアップするしかないではないか。
この男は、格闘家になる気はないのだろうか?
(多分、ないのだろう)


恐る恐る、この男の隠し撮りに成功した。
下がその写真である。


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撮影が成功し、バスを降りて近鉄電車に乗り込み、阿部野橋阪和線に乗り換えて長居スタジアムに向かった。
ここで名うての敏腕記者、えむすぽ記者と合流した。
が、天候が悪い。
なにしろえむすぽ記者は、有名な雨男なのである。
さらに、輪をかけた雨男のコウジ理事長も長居に来るかも知れない、というニュースを掴んだ。


えむすぽ記者とコウジ理事長による、落雷伝説は有名である。
2年前の甲子園ボウル、甲子園球場に突然カミナリが落ちて、アメフトでは類を見ない試合中断に追い込まれるという、歴史的シーンが展開された。
このときの主催者は、カミナリを連邦軍の新兵器と勘違いして、試合を中断したそうである。


だが、コウジ理事長は来れなかったため、雨に見舞われずに済んだ。
国王の晴れ男の神通力が勝ったのである。


今日の対戦は、関東代表の法政大と、関西代表の立命館大との対戦。
平成の名勝負である。
だが、昭和の名勝負再現となった去年の日本大×関西学院大と比べると、長居スタジアムは淋しい入り。
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天候が影響しているのかも知れないが、伝統ある学生王者決定戦なのだからもう少し盛り上がってもらいたいところ。


それに、長居スタジアムというのはどうも好きになれない。
サッカーやラグビーでもそうだが、陸上トラックがあるので臨場感が無さすぎる。
見易さという点では、アメフトでも甲子園球場や京セラドーム大阪といった野球場の方が優れている。
それに、5万人収容の大スタジアムにしては、付帯設備があまりにも貧弱だ。
ロクな飲食店がなく、サッカーワールドカップが行われたスタジアムにしてはあまりにもお粗末だ。


試合の方は、前日にラグビーで法政が立命館に完勝しているから、アメフトでは雪辱したいところ。
そんな関西のファンの期待通りに試合は進んだ。
立命館が着実にファーストダウンを奪い、逆にディフェンス陣は法政にファーストダウンを許さない。
点差を拡げる立命館だったが、法政に二つのビッグプレイが生まれた。
一つ目は、立命館のタッチダウンの後、トライ・フォア・ポイントで果敢にチャージ、失点を防いだ。
二つ目は、敵陣深い位置で立命館のパントを見事にチャージ、そのままタッチダウンに結び付けた。
まるでラグビーを見ているようなプレーである。


しかし自力に勝る立命館はその後も着実にファーストダウンを奪い、フィールドゴールもきめて19−8で大学王者の座に輝いた。
だが、このロースコアゲームは内容的にやや不満が残る。
2度もチャージを許し、なかなか攻めきれない立命館にはライスボウルに向かって一抹の不安を残した。


長居を後にした我々は、地下鉄に乗り込んで、天王寺でえむすぽ記者と別れた。
ここで奇跡が起こった。
電車を降りた後、一人の男が階段を降りてきたのである。


それがこの男だった。






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こんな偶然があるだろうか?
正午ごろに偶然出会った男と、20キロくらい離れたところで16時半ぐらいに、再び出会う……。
これを「宿命の出会い」と呼ばずしてなんと言おう。
これこそ、神が起こした奇跡と言えるのではないか?


……って、奇跡はもっとええことに起こしてくれ!