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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

舞洲をどげんかせんといかん!

昨日の日記でも少し書いたが、久しぶりにスポーツビジネスを営んでいるコウジさんとお話をした。
コウジさんのビジネス内容はこちら↓
http://www.sports-f.net/


コウジさんは「関西スポーツビジネス交流会(略称:関スポ)」というのを企画し、その規模も年々増して僕も何度か参加させていただいたが、個人で始めたビジネスがこれほど大きくなろうとはコウジさんも予想していなかったという。
僕も今年の1月頃の会には参加したが、最近の6月の会には参加できず「なんで参加してくれなかったんですか〜」と責められた。
もちろん、僕も参加したかったのだが、こればかりは予定もあって仕方がない。
ただ、関スポに参加してもホストであるコウジさんは僕ばかりを相手にしているわけにはいかず、その点ではじっくり話をできた昨日のほうが濃密な時間だった。
いや、むしろ話し足りないぐらいだった。


そんな中で話題にしたのが、悪名高い大阪の無駄施設「舞洲」。
舞洲とは大阪オリンピックを当て込んで建設された人工島で、現在の大阪府政の赤字の温床と言われている。
大阪市は五輪誘致合戦に敗れ、ムダな人工島が舞洲として残った。
そしてその大阪に勝った北京で、現在オリンピックが行われている。
あのどうしようもない国に負けたのだから、舞洲は大阪の恥の象徴と言えるだろう。


舞洲は五輪用の人工島とあって、野球場や球技場、アリーナなどのスポーツ設備がある。
しかし、それがどれだけ有効利用されているのか。
コウジさんは「あそこは土日ならともかく、平日では利用しにくいですよねー」と語っていた。


何しろ、電車路線がない。
なぜなら、舞洲は広大な無人島だからである。
人が住んでいない(もちろん企業もない)ところに電車を走らせてもムダなだけである。
結局、舞洲に行くにはバスによるピストン輸送か、マイカーで行くかだ。
「ノーマイカーデー」を推進する大阪市とは逆行する行為ではないか。
しかしそのマイカーでも、舞洲に行く道路は一本しかなく、決して便利とは言えない。


舞洲球場は高校野球の大阪大会ではメイン会場として使用している(使用させられている?)ため、一応は有効利用しているのだが、それでも問題は大きい。
前述したように、交通の便が悪すぎる。
おそらく、大阪の球場の中で一番交通の便が悪いのではないか。
そして、プレーする選手にとっては、海に近いためあまりの強風が吹き、野球どころではなくなることがある。
こんな環境で甲子園出場を決める試合をしてもいいのか。
さらに、観客の立場からしてみると、サービスが悪すぎる。
まず、まともな売店がない。
大阪大会終盤になると申し訳程度の売店(菓子パンやジュースを売る程度)が出るが、それ以外はソフトドリンクの自動販売機があるのみ。
当然、売り子もいない。
暑い夏はビールを呑みながら野球観戦というのが最大の楽しみだが、舞洲ではどこにもそのビールを売っていないのである。
そして満員の時はジュースの自動販売機も大抵は売り切れ。
慌てて補充するようだが、ジュースはまだ冷えておらずぬるいまま。
ぬるいコーラほど不味いものもないだろう。


なんでこんな欠陥球場が高校野球大阪大会のメイン会場になるのか。
要するに「造った以上は使わなければもったいない」という発想である。
それ自体はいい。
だったら、それにふさわしい会場づくりをしなければならないのではないか。


舞洲は、ハッキリ言ってムダな島である。
だが、造ってしまったものは仕方がない。
過去の大阪の為政者には言いたいことが山ほどあるが、今さらそれを言っても仕方がないだろう。
だったら、舞洲をどう活かしていくかを考えるべきである。


考えられるのは、企業誘致かマンション建設であろう。
人が来ないところに公共交通が来るわけがない。
企業誘致は一朝一夕にはできないので、マンション建設が一番有効か。
舞洲に人が住むようになれば、地下鉄中央線のコスモスクエア駅から路線を伸ばすということも考えられる。
そうでなくても大阪には土地が無いと言われているのだから、このムダな空間を有効利用すればいいではないか。
人口も増え、税収アップが見込まれるというものだ。


橋下知事、平松市長、なんとか舞洲の有効利用を考えてくれないだろうか。